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先日、駅で手を振っている方がおり、
私がその目の前を通った際に、手を振っていた方の指がささくれで出血しており横を通った際に手を振っていたので私の目に血液が入った気がしました。
手を振っていた方がHIVに感染していたら
血液が私の目に入ったので感染の可能性はありますでしょうか?
目にものが入った違和感があったので心配です。
よろしくお願いします。
先日、駅で手を振っている方がおり、
私がその目の前を通った際に、手を振っていた方の指がささくれで出血しており横を通った際に手を振っていたので私の目に血液が入った気がしました。
手を振っていた方がHIVに感染していたら
血液が私の目に入ったので感染の可能性はありますでしょうか?
目にものが入った違和感があったので心配です。
よろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちはメルマガ登録ありがとうございます。
🔬 HIV感染のメカニズムと感染経路
まず、HIVは、特定の条件が揃わないと人から人へ感染しないウイルスです。
1. 必要な条件
HIVの感染が成立するためには、以下の3つの条件が揃う必要があります。
① 感染源となるウイルス量が多いこと: 感染者の体液(血液、精液、膣分泌液、母乳など)に含まれるウイルス量が、感染させるのに十分な量であること。
② 感染経路があること: ウイルスが体外に出た後、別の人の体内(血液、粘膜など)へ侵入する経路があること。
③ 感染が成立すること: 侵入したウイルスが、感染を成立させるのに十分な量であること。
2. 主要な感染経路
HIVの主な感染経路は以下の3つに限定されます。
性行為による感染: 精液、膣分泌液、血液などが、性器や直腸、口腔内の粘膜に接触することで起こります。
血液を介する感染: 輸血(現在はほぼなし)、注射針や注射器の共有(主に薬物使用者)、医療事故など、血液が直接体内に入る場合です。
母子感染: 妊娠中、出産時、または授乳時に、母親から赤ちゃんへ感染します。
👁️ ご相談のケース:目への血液接触による感染リスク
ご相談の「ささくれからの出血が目に入った」という状況について、感染のリスクを具体的に評価します。
1. 感染リスクは極めて低いと考えられます
結論から申し上げますと、今回のご状況で**HIVに感染する可能性は「極めて低い」**と考えられます。
※感染は起こらないと言って間違いはないと判断いたします※
体外でのウイルス生存期間: HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外に出るとすぐに感染性を失います。
ささくれからの出血: ささくれからの出血は、医療現場における針刺し事故などに比べ、微量であり、ウイルス量が感染に足る量である可能性が低く、体外に出た時点で血液は乾燥し始めており、ウイルスの感染力はさらに低下します。
目の粘膜からの感染: 目(結膜)は粘膜ですが、HIVは涙などで洗い流されることや、侵入したとしても感染に必要なウイルス量が不足していることから、感染が成立するリスクは非常に低いとされています。
【疫学的な知見】
HIVの感染を専門とする複数の公衆衛生機関は、「血液が目などの粘膜に飛散した場合の感染リスクは非常に低い」としており、日常的な接触(握手、抱擁、くしゃみ、咳、食器の共有、共同浴場など)では感染しないことが科学的に証明されています。
✅ まとめ
今回のご状況は、HIV感染のリスクは極めて低い(感染は考えられない)と考えられます。
HIVは体外ではすぐに感染力を失い、日常生活では感染しません。
🔬 HIV感染のメカニズムと感染経路
まず、HIVは、特定の条件が揃わないと人から人へ感染しないウイルスです。
1. 必要な条件
HIVの感染が成立するためには、以下の3つの条件が揃う必要があります。
① 感染源となるウイルス量が多いこと: 感染者の体液(血液、精液、膣分泌液、母乳など)に含まれるウイルス量が、感染させるのに十分な量であること。
② 感染経路があること: ウイルスが体外に出た後、別の人の体内(血液、粘膜など)へ侵入する経路があること。
③ 感染が成立すること: 侵入したウイルスが、感染を成立させるのに十分な量であること。
2. 主要な感染経路
HIVの主な感染経路は以下の3つに限定されます。
性行為による感染: 精液、膣分泌液、血液などが、性器や直腸、口腔内の粘膜に接触することで起こります。
血液を介する感染: 輸血(現在はほぼなし)、注射針や注射器の共有(主に薬物使用者)、医療事故など、血液が直接体内に入る場合です。
母子感染: 妊娠中、出産時、または授乳時に、母親から赤ちゃんへ感染します。
👁️ ご相談のケース:目への血液接触による感染リスク
ご相談の「ささくれからの出血が目に入った」という状況について、感染のリスクを具体的に評価します。
1. 感染リスクは極めて低いと考えられます
結論から申し上げますと、今回のご状況で**HIVに感染する可能性は「極めて低い」**と考えられます。
※感染は起こらないと言って間違いはないと判断いたします※
体外でのウイルス生存期間: HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外に出るとすぐに感染性を失います。
ささくれからの出血: ささくれからの出血は、医療現場における針刺し事故などに比べ、微量であり、ウイルス量が感染に足る量である可能性が低く、体外に出た時点で血液は乾燥し始めており、ウイルスの感染力はさらに低下します。
目の粘膜からの感染: 目(結膜)は粘膜ですが、HIVは涙などで洗い流されることや、侵入したとしても感染に必要なウイルス量が不足していることから、感染が成立するリスクは非常に低いとされています。
【疫学的な知見】
HIVの感染を専門とする複数の公衆衛生機関は、「血液が目などの粘膜に飛散した場合の感染リスクは非常に低い」としており、日常的な接触(握手、抱擁、くしゃみ、咳、食器の共有、共同浴場など)では感染しないことが科学的に証明されています。
✅ まとめ
今回のご状況は、HIV感染のリスクは極めて低い(感染は考えられない)と考えられます。
HIVは体外ではすぐに感染力を失い、日常生活では感染しません。
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