NEW CONTRIBUTION FORM
先生いつも拝見させていただいております。質問が2点あるのですが
不安な行為(生フェラされる側、生素股亀頭)でHIV感染例は国内であるのでしょうか?
また不安な行為から4日で発熱(38度)と喉の痛みがあったのですが、抗生剤と解熱剤で2日ほどで症状は改善しました。
これらの場合、検査は必要なのか見解を教えていただけたらと思います。
またお互い何もない状態でもディープキスからの扁桃炎はよくある事なのかも教えいただきたいです、よろしくお願いいたします。
不安な行為(生フェラされる側、生素股亀頭)でHIV感染例は国内であるのでしょうか?
また不安な行為から4日で発熱(38度)と喉の痛みがあったのですが、抗生剤と解熱剤で2日ほどで症状は改善しました。
これらの場合、検査は必要なのか見解を教えていただけたらと思います。
またお互い何もない状態でもディープキスからの扁桃炎はよくある事なのかも教えいただきたいです、よろしくお願いいたします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
おはようございます。
🌡️ 喉の痛みと発熱について
1. HIV感染のリスクと国内事例
📌 不安な行為によるHIV感染の可能性
ご提示の行為におけるHIV感染リスクの評価は以下の通りです。
生フェラされる側(挿入側):この行為によるHIV感染リスクは極めて低いとされています。
HIVは主に血液、精液、膣分泌液に高濃度で存在し、感染経路は粘膜接触(性行為)や血液接触(注射器の共用など)です。
オーラルセックスによる感染リスクは、膣性交やアナルセックスに比べ桁違いに低いことが、世界的な大規模な疫学調査で示されています。
生素股亀頭(ソケイブの接触):感染リスクはゼロと考えて差し支えありません。
HIVは皮膚の表面からは感染しません。
📌 国内のHIV感染事例
日本国内においても、生フェラされる側(挿入側)を原因とするHIV感染事例は極めて稀です。
**「口内に傷がない状態でのオーラルセックスによる感染は、リスクが無視できるほど低い」**というのが、国内外の専門機関の見解です。
感染者の増加は主に同性間の性交渉(アナルセックス)や異性間の性交渉(膣性交)によるもので、ご提示の行為を主因とする国内の公的な報告例は非常に少ないか、感染経路として確定が難しいレベルです。
※生フェラされる側、生素股亀頭のみの行為においてHIV感染の確定的な事例を血液の鉄人走りません※
2.急性HIV感染症の症状と検査の必要性
📌 症状の分析
不安な行為から4日後の発熱(38°C)と喉の痛み、および抗生剤・解熱剤による2日での症状改善という経過は、急性HIV感染症の症状とは考えられません。
急性HIV感染症(初期症状)は、感染機会から2〜6週間(平均2〜3週間)後に発症することが一般的で4日での発症は極めて早く、通常は一般的な風邪やその他のウイルス性・細菌性の上気道炎である可能性がはるかに高いと考えられます。
症状も、一般的な風邪や扁桃炎でよく見られるものであり、抗生剤(細菌に効く薬)と解熱剤で2日で改善したことから、細菌性扁桃炎や一般的な上気道炎(アデノウイルス、溶連菌など)が最も考えられます。
📌 検査の必要性
現時点では、症状からの判断としては検査の緊急性は低いと考えられます。
ただし、性感染症(STI)のリスクがある行為があった場合、HIV検査は「症状の有無に関わらず、不安を感じた時点」で検討することが推奨されます。
HIV検査は、感染機会から3ヶ月以降に受けることで確定診断が可能です(多くの検査キットは、4〜6週間で陽性検出可能ですが、陰性確認は3ヶ月後が国際基準)。
ご心配であれば、感染機会から3ヶ月を目処に、保健所などで匿名・無料で検査を受けることをお勧めします。
3. ディープキスと扁桃炎
📌 ディープキスと扁桃炎の関係
お互い何もない状態でもディープキスから扁桃炎になることは「よくあること」です。
扁桃炎の主な原因は、ウイルス(アデノウイルス、EBウイルスなど)や細菌(溶連菌など)です。
ディープキスは、唾液を介してこれらの病原体を濃厚に交換する行為です。
パートナーが無症状のキャリアである場合や、潜伏期間にある場合、あるいはパートナーの口の中に常在している細菌やウイルスがご自身の喉の粘膜にとっては異物となり、炎症を引き起こすことは十分に起こり得ます。
特にEBウイルスによる**伝染性単核球症(通称「キス病」)**は、ディープキスなどで唾液を介して感染し、発熱や重度の扁桃炎を引き起こす代表的な疾患です。
🌡️ 喉の痛みと発熱について
1. HIV感染のリスクと国内事例
📌 不安な行為によるHIV感染の可能性
ご提示の行為におけるHIV感染リスクの評価は以下の通りです。
生フェラされる側(挿入側):この行為によるHIV感染リスクは極めて低いとされています。
HIVは主に血液、精液、膣分泌液に高濃度で存在し、感染経路は粘膜接触(性行為)や血液接触(注射器の共用など)です。
オーラルセックスによる感染リスクは、膣性交やアナルセックスに比べ桁違いに低いことが、世界的な大規模な疫学調査で示されています。
生素股亀頭(ソケイブの接触):感染リスクはゼロと考えて差し支えありません。
HIVは皮膚の表面からは感染しません。
📌 国内のHIV感染事例
日本国内においても、生フェラされる側(挿入側)を原因とするHIV感染事例は極めて稀です。
**「口内に傷がない状態でのオーラルセックスによる感染は、リスクが無視できるほど低い」**というのが、国内外の専門機関の見解です。
感染者の増加は主に同性間の性交渉(アナルセックス)や異性間の性交渉(膣性交)によるもので、ご提示の行為を主因とする国内の公的な報告例は非常に少ないか、感染経路として確定が難しいレベルです。
※生フェラされる側、生素股亀頭のみの行為においてHIV感染の確定的な事例を血液の鉄人走りません※
2.急性HIV感染症の症状と検査の必要性
📌 症状の分析
不安な行為から4日後の発熱(38°C)と喉の痛み、および抗生剤・解熱剤による2日での症状改善という経過は、急性HIV感染症の症状とは考えられません。
急性HIV感染症(初期症状)は、感染機会から2〜6週間(平均2〜3週間)後に発症することが一般的で4日での発症は極めて早く、通常は一般的な風邪やその他のウイルス性・細菌性の上気道炎である可能性がはるかに高いと考えられます。
症状も、一般的な風邪や扁桃炎でよく見られるものであり、抗生剤(細菌に効く薬)と解熱剤で2日で改善したことから、細菌性扁桃炎や一般的な上気道炎(アデノウイルス、溶連菌など)が最も考えられます。
📌 検査の必要性
現時点では、症状からの判断としては検査の緊急性は低いと考えられます。
ただし、性感染症(STI)のリスクがある行為があった場合、HIV検査は「症状の有無に関わらず、不安を感じた時点」で検討することが推奨されます。
HIV検査は、感染機会から3ヶ月以降に受けることで確定診断が可能です(多くの検査キットは、4〜6週間で陽性検出可能ですが、陰性確認は3ヶ月後が国際基準)。
ご心配であれば、感染機会から3ヶ月を目処に、保健所などで匿名・無料で検査を受けることをお勧めします。
3. ディープキスと扁桃炎
📌 ディープキスと扁桃炎の関係
お互い何もない状態でもディープキスから扁桃炎になることは「よくあること」です。
扁桃炎の主な原因は、ウイルス(アデノウイルス、EBウイルスなど)や細菌(溶連菌など)です。
ディープキスは、唾液を介してこれらの病原体を濃厚に交換する行為です。
パートナーが無症状のキャリアである場合や、潜伏期間にある場合、あるいはパートナーの口の中に常在している細菌やウイルスがご自身の喉の粘膜にとっては異物となり、炎症を引き起こすことは十分に起こり得ます。
特にEBウイルスによる**伝染性単核球症(通称「キス病」)**は、ディープキスなどで唾液を介して感染し、発熱や重度の扁桃炎を引き起こす代表的な疾患です。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
メルマガ登録ありがとうございます。
ご心配されている膣分泌液が亀頭に少量かかる程度の素股におけるHIV感染リスクは、「極めて低い」と評価できます。
HIVの感染経路と環境耐性
HIVの主要な感染経路: HIVは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳といった体液を介して感染しますので感染が成立するためには、これらの体液に含まれるHIVが、性行為、注射器の共用、輸血などを通じて、粘膜や傷口から直接、またはほぼ直接、体内に侵入する必要があります。
環境中での不活化(死滅): HIVは非常に環境耐性の低いウイルスです。
空気への暴露: 体外、特に空気にさらされると、乾燥や温度変化、pHの変化などにより、HIVは急速に感染力を失います(不活化します)。
乾燥: 膣分泌液が空気にさらされ、乾燥する過程で、HIVは非常に速やかに活動できなくなります。
◎素股におけるリスク評価◎
分泌液の量と接触: 素股の場合、膣分泌液が亀頭に付着しても、それは体外で通常は少量であり、空気にさらされている状態です。
感染力: 膣分泌液が体外に出て空気にさらされた時点で、仮にHIVが含まれていたとしても、その感染力は即座に低下・消失します。
結論: したがって、ご質問のような「多少分泌液が亀頭にかかる程度」という状況で、感染が成立するために必要な量の生きたHIVが、粘膜を通じて体内に侵入する可能性は無視できるほど低いと考えられます。
長年の経験上からしてもこの程度の膣分泌液が祈祷に吐く行為からのHIV感染の事例は経験しておりません。
不安がある場合は、不安を解消する意味からHIV検査を受け陰性を確認されれば良いと考えます。
この場合の検査は最も確実な安心材料となります。
ご心配されている膣分泌液が亀頭に少量かかる程度の素股におけるHIV感染リスクは、「極めて低い」と評価できます。
HIVの感染経路と環境耐性
HIVの主要な感染経路: HIVは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳といった体液を介して感染しますので感染が成立するためには、これらの体液に含まれるHIVが、性行為、注射器の共用、輸血などを通じて、粘膜や傷口から直接、またはほぼ直接、体内に侵入する必要があります。
環境中での不活化(死滅): HIVは非常に環境耐性の低いウイルスです。
空気への暴露: 体外、特に空気にさらされると、乾燥や温度変化、pHの変化などにより、HIVは急速に感染力を失います(不活化します)。
乾燥: 膣分泌液が空気にさらされ、乾燥する過程で、HIVは非常に速やかに活動できなくなります。
◎素股におけるリスク評価◎
分泌液の量と接触: 素股の場合、膣分泌液が亀頭に付着しても、それは体外で通常は少量であり、空気にさらされている状態です。
感染力: 膣分泌液が体外に出て空気にさらされた時点で、仮にHIVが含まれていたとしても、その感染力は即座に低下・消失します。
結論: したがって、ご質問のような「多少分泌液が亀頭にかかる程度」という状況で、感染が成立するために必要な量の生きたHIVが、粘膜を通じて体内に侵入する可能性は無視できるほど低いと考えられます。
長年の経験上からしてもこの程度の膣分泌液が祈祷に吐く行為からのHIV感染の事例は経験しておりません。
不安がある場合は、不安を解消する意味からHIV検査を受け陰性を確認されれば良いと考えます。
この場合の検査は最も確実な安心材料となります。
鉄人先生ご回答ありがとうございます。
またメルマガ登録申請報告忘れておりました
0000271982
生素股のところですが、膣分泌液が亀頭にかかっていたのか曖昧ですが多少分泌液が亀頭にかかる程度だと素股だと空気に晒されているため仮にhivが含まれていても即座に死滅するので感染リスクはほぼ無いと見て問題ないのでしょうか。
またメルマガ登録申請報告忘れておりました
0000271982
生素股のところですが、膣分泌液が亀頭にかかっていたのか曖昧ですが多少分泌液が亀頭にかかる程度だと素股だと空気に晒されているため仮にhivが含まれていても即座に死滅するので感染リスクはほぼ無いと見て問題ないのでしょうか。
『新医学と切手の極意』の『梅毒アラカルト』に『62.「RPR陰性/TPHA陽性」の早期梅毒-見逃されやすい診断の落とし穴-』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/sys/sys62.html
https://voxsangman.com/sys/sys62.html
鉄人先生
メルマガ、いつも拝見しています。
ご相談をお願いします。
この半年で、風俗に月に2-3回程のペースで行っており、行為の多くはキス、リップ、手コキでした。挿入行為は一切ありません。
たまに短時間で軽いフェラ、素股がありましたが、ゴムはつけていません。
この2週間程、体の不調があります。はじめは、陰茎部の付け根付近や、睾丸に散発的な軽い痛みがありました。その後、左右の足の付け根のリンパ節に(?)痛みを感じるようになり、その後に頭痛、喉の痛み、咳が出てきています。
何らかの性感染症を疑っています。
HIVの可能性は非常に小さいと思っていますが、症状からは不安です。
感染可能性について、ご教示をお願いします。
メルマガ、いつも拝見しています。
ご相談をお願いします。
この半年で、風俗に月に2-3回程のペースで行っており、行為の多くはキス、リップ、手コキでした。挿入行為は一切ありません。
たまに短時間で軽いフェラ、素股がありましたが、ゴムはつけていません。
この2週間程、体の不調があります。はじめは、陰茎部の付け根付近や、睾丸に散発的な軽い痛みがありました。その後、左右の足の付け根のリンパ節に(?)痛みを感じるようになり、その後に頭痛、喉の痛み、咳が出てきています。
何らかの性感染症を疑っています。
HIVの可能性は非常に小さいと思っていますが、症状からは不安です。
感染可能性について、ご教示をお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちはメルマガ購読ありがとうございます。
ご記載いただいた行為の内容と現在の症状から、性感染症(STD)の感染リスクについて、医学的・疫学的な観点から簡潔に回答します。
1. 感染リスクの評価
挿入行為が一切ないとのことですが、キス、リップ、フェラチオ、素股といった行為は、粘膜や皮膚の接触を伴うため、性感染症のリスクはゼロではありません。
1)キス、リップ:感染リスクは低〜中
稀ですが、梅毒やヘルペス、HIV(口腔内の傷がある場合)などの感染リスクがあります。
2)フェラチオ (口と性器の接触):感染リスクは中
梅毒、淋菌(咽頭感染)、クラミジア(咽頭感染)、B型肝炎、ヘルペス、HPV(ヒトパピローマウイルス)などの感染リスクがあります。
3)素股 (性器と性器周辺の皮膚の接触):感染リスクは低〜中
梅毒(皮膚病変がある場合)、ヘルペス、HPVなどの感染リスクがあります。
4)手コキ:感染リスクは低
手に傷や病変がない限りリスクは低いですが、梅毒やヘルペスの病変が手や性器にある場合は感染経路になり得ます。
2. ご記載の症状と性感染症の関連
現在ご経験されている症状は、性感染症(STD)を含むいくつかの疾患で初期に現れる可能性があるため、特定のSTDに絞り込むことはできません。
1)陰茎部付け根や睾丸の痛み:淋菌性・クラミジア性尿道炎が上行した場合の精巣上体炎の可能性(尿道炎は性器の挿入がなくても感染することがあります)。
2)足の付け根のリンパ節の痛み(腫れ):
多くのSTD(特に梅毒、ヘルペス、HIVの初期)で、ウイルスや細菌が侵入した部位に近接するリンパ節が腫れたり痛んだりすることがあります。
3)頭痛、喉の痛み、咳(風邪様症状):
**HIV感染の初期症状(急性HIV感染症)**は、しばしばインフルエンザや風邪に似た症状(発熱、頭痛、咽頭痛、リンパ節の腫れなど)として現れますし、梅毒の2期やヘルペスでも、全身症状として発熱や倦怠感を伴うことがあります。
**他の一般的な感染症(風邪など)**である可能性も十分にあります。
3. HIV感染の可能性について
疫学的評価: 挿入行為がないため、粘膜同士の擦り合わせや傷がない限り、血液や精液が直接交換されるリスクは低く、一般的な性行為と比較してHIV感染の可能性は非常に小さいと評価されます。
リスクの要因: ただし、フェラチオの際に口腔内に出血するほどの傷があった場合や、相手の口腔内・性器に梅毒などの潰瘍があり、そこからウイルスが侵入した場合には、感染リスクがゼロではありません。
症状からの懸念: ご記載のリンパ節の痛みや風邪様症状は、上述の通り急性HIV感染症の初期症状(感染後2〜4週間で出現)と一致する部分があるため、不安を解消するためには検査が必要です。
4. 結論と推奨される対応
現在の症状が性感染症によるものか、あるいは単なる風邪などの一般的な感染症によるものかを自己判断することはできません。
感染の可能性が低いとしても、不安の解消と早期治療のため、以下の対応を強く推奨します。
1)医療機関の受診: 泌尿器科、または性病科(性感染症内科など)を受診し、症状を正確に伝え、医師の診察を受けてください。
2)STDの検査:ご不安な症状や行為の内容から、梅毒、淋菌・クラミジア(咽頭含む)、HIV、B型肝炎などの検査を医師に相談してください。
特にHIVについては、感染機会から、30~60日以内の抗原抗体検査、3ヶ月以降の抗体検査が推奨されますが、早期に感染が疑われる場合は**NAT(核酸増幅検査)**などの早期診断が可能な検査もあります。
性感染症は早期に診断し、治療を開始することで治癒するものが多いため、すぐに専門の医療機関を受診することが最も重要です。
ご記載いただいた行為の内容と現在の症状から、性感染症(STD)の感染リスクについて、医学的・疫学的な観点から簡潔に回答します。
1. 感染リスクの評価
挿入行為が一切ないとのことですが、キス、リップ、フェラチオ、素股といった行為は、粘膜や皮膚の接触を伴うため、性感染症のリスクはゼロではありません。
1)キス、リップ:感染リスクは低〜中
稀ですが、梅毒やヘルペス、HIV(口腔内の傷がある場合)などの感染リスクがあります。
2)フェラチオ (口と性器の接触):感染リスクは中
梅毒、淋菌(咽頭感染)、クラミジア(咽頭感染)、B型肝炎、ヘルペス、HPV(ヒトパピローマウイルス)などの感染リスクがあります。
3)素股 (性器と性器周辺の皮膚の接触):感染リスクは低〜中
梅毒(皮膚病変がある場合)、ヘルペス、HPVなどの感染リスクがあります。
4)手コキ:感染リスクは低
手に傷や病変がない限りリスクは低いですが、梅毒やヘルペスの病変が手や性器にある場合は感染経路になり得ます。
2. ご記載の症状と性感染症の関連
現在ご経験されている症状は、性感染症(STD)を含むいくつかの疾患で初期に現れる可能性があるため、特定のSTDに絞り込むことはできません。
1)陰茎部付け根や睾丸の痛み:淋菌性・クラミジア性尿道炎が上行した場合の精巣上体炎の可能性(尿道炎は性器の挿入がなくても感染することがあります)。
2)足の付け根のリンパ節の痛み(腫れ):
多くのSTD(特に梅毒、ヘルペス、HIVの初期)で、ウイルスや細菌が侵入した部位に近接するリンパ節が腫れたり痛んだりすることがあります。
3)頭痛、喉の痛み、咳(風邪様症状):
**HIV感染の初期症状(急性HIV感染症)**は、しばしばインフルエンザや風邪に似た症状(発熱、頭痛、咽頭痛、リンパ節の腫れなど)として現れますし、梅毒の2期やヘルペスでも、全身症状として発熱や倦怠感を伴うことがあります。
**他の一般的な感染症(風邪など)**である可能性も十分にあります。
3. HIV感染の可能性について
疫学的評価: 挿入行為がないため、粘膜同士の擦り合わせや傷がない限り、血液や精液が直接交換されるリスクは低く、一般的な性行為と比較してHIV感染の可能性は非常に小さいと評価されます。
リスクの要因: ただし、フェラチオの際に口腔内に出血するほどの傷があった場合や、相手の口腔内・性器に梅毒などの潰瘍があり、そこからウイルスが侵入した場合には、感染リスクがゼロではありません。
症状からの懸念: ご記載のリンパ節の痛みや風邪様症状は、上述の通り急性HIV感染症の初期症状(感染後2〜4週間で出現)と一致する部分があるため、不安を解消するためには検査が必要です。
4. 結論と推奨される対応
現在の症状が性感染症によるものか、あるいは単なる風邪などの一般的な感染症によるものかを自己判断することはできません。
感染の可能性が低いとしても、不安の解消と早期治療のため、以下の対応を強く推奨します。
1)医療機関の受診: 泌尿器科、または性病科(性感染症内科など)を受診し、症状を正確に伝え、医師の診察を受けてください。
2)STDの検査:ご不安な症状や行為の内容から、梅毒、淋菌・クラミジア(咽頭含む)、HIV、B型肝炎などの検査を医師に相談してください。
特にHIVについては、感染機会から、30~60日以内の抗原抗体検査、3ヶ月以降の抗体検査が推奨されますが、早期に感染が疑われる場合は**NAT(核酸増幅検査)**などの早期診断が可能な検査もあります。
性感染症は早期に診断し、治療を開始することで治癒するものが多いため、すぐに専門の医療機関を受診することが最も重要です。
『新医学と切手の極意』の『AIDS a la carte』に『32.HIV/AIDSの最前線:治癒を目指す科学と闘う社会課題』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/aids/naids32.html
https://voxsangman.com/aids/naids32.html
先生こんにちは
以前梅毒について相談させて頂きました。
不安な行為から8週間経過した時にクリニックで梅毒の即日検査をしたのですがその際は結果は陰性でした。
ここでまた相談させて頂きたいのですが、
1.他の方が相談していた内容と同じなのですが自分もニキビ治療としてテトラサイクリン系の抗生物質を少なくとも2ヶ月近くは服用している状態での検査でしたので検索結果に影響はありますでしょうか?
2.クリニックでの即日検査では精密ではなく簡易キットを使用しての即日検査だったので8週経過しての検査は信頼できる結果でしょうか?
すみませんがよろしくお願いします。
以前梅毒について相談させて頂きました。
不安な行為から8週間経過した時にクリニックで梅毒の即日検査をしたのですがその際は結果は陰性でした。
ここでまた相談させて頂きたいのですが、
1.他の方が相談していた内容と同じなのですが自分もニキビ治療としてテトラサイクリン系の抗生物質を少なくとも2ヶ月近くは服用している状態での検査でしたので検索結果に影響はありますでしょうか?
2.クリニックでの即日検査では精密ではなく簡易キットを使用しての即日検査だったので8週経過しての検査は信頼できる結果でしょうか?
すみませんがよろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは。
ご不安なお気持ち、お察しいたします。ニキビ治療薬(抗生物質)の服用と検査時期の関係について、医学的な観点から端的に回答いたします。
結論
現在の「陰性」は安心材料の一つですが、抗生物質の服用により検査結果に影響が出ている(偽陰性)可能性は否定できません。 そのため、現時点では「100%感染していない」と断定するのは医学的に困難です。
以下に詳細を解説します。
1. 抗生物質(テトラサイクリン系)服用の影響について
【回答:影響する可能性があります】
理由: テトラサイクリン系の抗生物質(ミノサイクリンやドキシサイクリンなど)は、梅毒の原因菌(トレポネーマ)に対しても殺菌効果を持ちます。
リスク: 本来の梅毒治療量とは異なる量や期間であっても、菌の増殖を抑えてしまうことがあります。これにより、**梅毒への抗体が作られるのが遅れたり、抗体量が検査で検出できるレベルまで上がらず、感染していても「陰性」と出てしまう(偽陰性)**可能性があります。
2. 8週間経過後の即日検査(簡易キット)の信頼性について
【回答:信頼性は高いですが、確定的ではありません】
検査時期: 通常、感染機会から8週間経過していれば、抗体検査で陽性反応が出る可能性は非常に高いです(一般的にウィンドウ期は3〜6週間程度)。
簡易キットの精度: 即日検査(イムノクロマト法など)は非常に便利ですが、病院の検査室や検査センターで行う精密検査(RPR定量やTP抗体定量など)に比べると、感度がわずかに劣ることがあります。
抗生物質との兼ね合い: 前述の通り、抗生物質の影響で抗体量が少なくなっている場合、感度の劣る簡易キットでは検出できないリスクが通常よりも高まります。
今後の推奨される対応(Next Step)
確実に安心を得るために、以下のステップをお勧めします。
※3ヶ月(12週間)後の再検査: 感染機会から3ヶ月(12週)経過した時点で、最終確認の検査を受けてください。医学的なガイドラインでも、3ヶ月経過後の陰性をもって「感染なし」と確定することが一般的です。
※精密検査の選択: 次回は即日検査(簡易キット)ではなく、結果が出るまで数日かかりますが、**血液を採って検査センターに出す「精密検査(定量検査)」**を行っている医療機関での受診を強くお勧めします。
不安な期間が続くかと思いますが、あと1ヶ月後の検査で陰性が確認できれば、医学的にも非常に信頼性の高い「陰性」となります。
ご不安なお気持ち、お察しいたします。ニキビ治療薬(抗生物質)の服用と検査時期の関係について、医学的な観点から端的に回答いたします。
結論
現在の「陰性」は安心材料の一つですが、抗生物質の服用により検査結果に影響が出ている(偽陰性)可能性は否定できません。 そのため、現時点では「100%感染していない」と断定するのは医学的に困難です。
以下に詳細を解説します。
1. 抗生物質(テトラサイクリン系)服用の影響について
【回答:影響する可能性があります】
理由: テトラサイクリン系の抗生物質(ミノサイクリンやドキシサイクリンなど)は、梅毒の原因菌(トレポネーマ)に対しても殺菌効果を持ちます。
リスク: 本来の梅毒治療量とは異なる量や期間であっても、菌の増殖を抑えてしまうことがあります。これにより、**梅毒への抗体が作られるのが遅れたり、抗体量が検査で検出できるレベルまで上がらず、感染していても「陰性」と出てしまう(偽陰性)**可能性があります。
2. 8週間経過後の即日検査(簡易キット)の信頼性について
【回答:信頼性は高いですが、確定的ではありません】
検査時期: 通常、感染機会から8週間経過していれば、抗体検査で陽性反応が出る可能性は非常に高いです(一般的にウィンドウ期は3〜6週間程度)。
簡易キットの精度: 即日検査(イムノクロマト法など)は非常に便利ですが、病院の検査室や検査センターで行う精密検査(RPR定量やTP抗体定量など)に比べると、感度がわずかに劣ることがあります。
抗生物質との兼ね合い: 前述の通り、抗生物質の影響で抗体量が少なくなっている場合、感度の劣る簡易キットでは検出できないリスクが通常よりも高まります。
今後の推奨される対応(Next Step)
確実に安心を得るために、以下のステップをお勧めします。
※3ヶ月(12週間)後の再検査: 感染機会から3ヶ月(12週)経過した時点で、最終確認の検査を受けてください。医学的なガイドラインでも、3ヶ月経過後の陰性をもって「感染なし」と確定することが一般的です。
※精密検査の選択: 次回は即日検査(簡易キット)ではなく、結果が出るまで数日かかりますが、**血液を採って検査センターに出す「精密検査(定量検査)」**を行っている医療機関での受診を強くお勧めします。
不安な期間が続くかと思いますが、あと1ヶ月後の検査で陰性が確認できれば、医学的にも非常に信頼性の高い「陰性」となります。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
ご不安な状況の中、再度のご相談ありがとうございます。
抗生物質(テトラサイクリン系)を服用し続けている状態での3ヶ月後の検査について、医学的な見解を端的に回答します。
結論
3ヶ月後の検査結果は「非常に信頼性が高い」ですが、「100%の確定診断」とするには少しだけ留保が必要です。
理由は以下の通りです。
1. なぜ信頼できるのか(ポジティブな要素)
◎治療効果の可能性: テトラサイクリン系の抗生物質は梅毒の治療薬としても使われる成分ですのでもし仮に感染していたとしても、2ヶ月以上服用していることで、意図せず「梅毒が完治(または治癒に近い状態)」している可能性があります。
◎抗体の出現: 感染が持続している場合、抗生物質で菌を抑え込んでいたとしても、通常3ヶ月(12週)あれば、体の免疫反応により抗体(特にTP抗体)が検出されるケースがほとんどです。
2. なぜ100%と言い切れないのか(注意点)
◎マスキング(覆い隠し)現象: 抗生物質を飲み続けていると、菌が完全に死滅せず、かつ検査に反応しない程度の量で生き延びる**「不顕性感染(症状が出ず、検査も陰性化しやすい状態)」**が稀に起こり得ます。
◎抗体産生の遅延: 服用中は抗体が作られるスピードが遅くなり、通常のウィンドウ期(3ヶ月)を超えてようやく陽性になるケースが理論上否定できません。
※推奨される判断基準※
現在の状況において、医学的に最も妥当な判断は以下の通りです。
3ヶ月目の検査が「陰性」だった場合: **「感染していない」または「抗生物質によって治癒した」**と判断される可能性が極めて高いです。まずはここで一度安心されて良いでしょう。
念のための最終確認(ベストな方法): もし「1%の不安も残したくない」という場合は、**「ニキビ治療(抗生物質の服用)が完全に終了してから、さらに4週間ほど空けて再度検査」**を行うのが、医学的に最も厳密で確実な「確定診断」となります。
Next Step
次回の3ヶ月目の検査を受ける際、医師に対して**「ニキビ治療で〇〇(薬名)を数ヶ月服用中である」**という事実を必ず伝えてください。
それにより、医師は抗生物質の影響を考慮した上で、より正確な診断(必要であればより感度の高い精密検査)を行うことができます。
抗生物質(テトラサイクリン系)を服用し続けている状態での3ヶ月後の検査について、医学的な見解を端的に回答します。
結論
3ヶ月後の検査結果は「非常に信頼性が高い」ですが、「100%の確定診断」とするには少しだけ留保が必要です。
理由は以下の通りです。
1. なぜ信頼できるのか(ポジティブな要素)
◎治療効果の可能性: テトラサイクリン系の抗生物質は梅毒の治療薬としても使われる成分ですのでもし仮に感染していたとしても、2ヶ月以上服用していることで、意図せず「梅毒が完治(または治癒に近い状態)」している可能性があります。
◎抗体の出現: 感染が持続している場合、抗生物質で菌を抑え込んでいたとしても、通常3ヶ月(12週)あれば、体の免疫反応により抗体(特にTP抗体)が検出されるケースがほとんどです。
2. なぜ100%と言い切れないのか(注意点)
◎マスキング(覆い隠し)現象: 抗生物質を飲み続けていると、菌が完全に死滅せず、かつ検査に反応しない程度の量で生き延びる**「不顕性感染(症状が出ず、検査も陰性化しやすい状態)」**が稀に起こり得ます。
◎抗体産生の遅延: 服用中は抗体が作られるスピードが遅くなり、通常のウィンドウ期(3ヶ月)を超えてようやく陽性になるケースが理論上否定できません。
※推奨される判断基準※
現在の状況において、医学的に最も妥当な判断は以下の通りです。
3ヶ月目の検査が「陰性」だった場合: **「感染していない」または「抗生物質によって治癒した」**と判断される可能性が極めて高いです。まずはここで一度安心されて良いでしょう。
念のための最終確認(ベストな方法): もし「1%の不安も残したくない」という場合は、**「ニキビ治療(抗生物質の服用)が完全に終了してから、さらに4週間ほど空けて再度検査」**を行うのが、医学的に最も厳密で確実な「確定診断」となります。
Next Step
次回の3ヶ月目の検査を受ける際、医師に対して**「ニキビ治療で〇〇(薬名)を数ヶ月服用中である」**という事実を必ず伝えてください。
それにより、医師は抗生物質の影響を考慮した上で、より正確な診断(必要であればより感度の高い精密検査)を行うことができます。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
結論
その選択は「大丈夫」であり、むしろ前回の簡易キットよりも推奨できます。
ご不安な状況(抗生物質服用中)において、ECLIA法を選ぶことは非常に理にかなっています。理由は以下の通りです。
1. 検査精度について(ECLIA法のメリット)
高感度・高精度: ECLIA法(電気化学発光免疫測定法)は、大学病院や検査センターで行われる**「精密検査」**の一種です。
微量でも検出可能: 前回のクリニックでの「即日簡易検査(イムノクロマト法)」に比べて感度が非常に高いため、抗生物質の影響で抗体量が少なくなっていたとしても、陽性反応を拾える可能性が格段に高いです。
2. 「ろ紙(自己採取)」の注意点
検査手法(ECLIA)は優秀ですが、検体(血液)の状態が結果を左右します。
血液量の確保が重要: ろ紙に血液を染み込ませるタイプは、血液量が不十分だと正しい検査ができません。説明書をよく読み、裏までしっかり染みるよう十分な量の血液を採取してください。
まとめ
抗生物質を服用中で「偽陰性(感染しているのに陰性と出る)」が心配な現在、感度の低い簡易キットではなく、感度の高いECLIA法のキットを使うことは医学的に賢明な判断です。
3ヶ月経過時点でのこの検査で陰性であれば、信頼度は非常に高いと言えます。
その選択は「大丈夫」であり、むしろ前回の簡易キットよりも推奨できます。
ご不安な状況(抗生物質服用中)において、ECLIA法を選ぶことは非常に理にかなっています。理由は以下の通りです。
1. 検査精度について(ECLIA法のメリット)
高感度・高精度: ECLIA法(電気化学発光免疫測定法)は、大学病院や検査センターで行われる**「精密検査」**の一種です。
微量でも検出可能: 前回のクリニックでの「即日簡易検査(イムノクロマト法)」に比べて感度が非常に高いため、抗生物質の影響で抗体量が少なくなっていたとしても、陽性反応を拾える可能性が格段に高いです。
2. 「ろ紙(自己採取)」の注意点
検査手法(ECLIA)は優秀ですが、検体(血液)の状態が結果を左右します。
血液量の確保が重要: ろ紙に血液を染み込ませるタイプは、血液量が不十分だと正しい検査ができません。説明書をよく読み、裏までしっかり染みるよう十分な量の血液を採取してください。
まとめ
抗生物質を服用中で「偽陰性(感染しているのに陰性と出る)」が心配な現在、感度の低い簡易キットではなく、感度の高いECLIA法のキットを使うことは医学的に賢明な判断です。
3ヶ月経過時点でのこの検査で陰性であれば、信頼度は非常に高いと言えます。
LINEともだち追加
新規投稿
- 喉の痛みと発熱について (0)
- 喉の痛みと発熱について (2)
- 新医学と切手の極意 新規原稿掲載のお知らせ (0)
- リンパ節の痛み (2)
- 新医学と切手の極意 新規原稿掲載のお知らせ (0)
- 梅毒検査について (8)
- HIV 梅毒検査について (2)
- 新医学と切手の極意 新規原稿掲載のお知らせ (0)
- 不安です。 (2)
- 新医学と切手の極意 新規原稿掲載のお知らせ (0)
検索フォーム
フリーエリア2
当掲示板で質問される前に「FAQ(よくある質問)」
を良くお読みになり、解決できない場合に掲示板で相談してください。
★当掲示板は、携帯電話からの書き込みも可能です★
お一人一回限り1スレッド・10レス迄利用可能となっていますので有効に使用して下さい。
★1スレッド・10レスを超えての利用の際は、『会員登録』をして、『会員掲示板』で質問・相談をお願いします。
を良くお読みになり、解決できない場合に掲示板で相談してください。
★当掲示板は、携帯電話からの書き込みも可能です★
お一人一回限り1スレッド・10レス迄利用可能となっていますので有効に使用して下さい。
★1スレッド・10レスを超えての利用の際は、『会員登録』をして、『会員掲示板』で質問・相談をお願いします。