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こんにちは。
知人から教えてもらい、メルマガ登録しました。
IDは0000271982です。
知人と同じく私自身も同じタイミングでゴムありの挿入行為でしたが、風俗店での行為があり、話を聞いていると不安になり、質問させていただきました。
知人の質問や掲示板をみれば概ね理解はしたのですが、ゴムが破れてたかっただろうかとか考えると気になりだしてしまいました。
掲示板にあるように、抗原抗体検の即日検査を県の拠点病院になっている医療センターで50日目で受けてきました。
陰性だったので、HIV-1は否定できていると思う(過去の掲示板とかを見た)のですが、稀なケースというのが気になりました。
稀なケースというのは、HIV-2の事ですか?
稀なケースは、HIV-1にも該当する部分もあるのですか?
来週で10週になりますが、今のタイミングで検査しても、まだ早いですか?
やはりあと2週間ちょっと耐えるべきですか?
仮に抗体生成が遅かったとして、完全ではなかったとしても少しでも何かしらの疑いがあれば検査は反応するものでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありません。
教えていただけると助かります。
知人から教えてもらい、メルマガ登録しました。
IDは0000271982です。
知人と同じく私自身も同じタイミングでゴムありの挿入行為でしたが、風俗店での行為があり、話を聞いていると不安になり、質問させていただきました。
知人の質問や掲示板をみれば概ね理解はしたのですが、ゴムが破れてたかっただろうかとか考えると気になりだしてしまいました。
掲示板にあるように、抗原抗体検の即日検査を県の拠点病院になっている医療センターで50日目で受けてきました。
陰性だったので、HIV-1は否定できていると思う(過去の掲示板とかを見た)のですが、稀なケースというのが気になりました。
稀なケースというのは、HIV-2の事ですか?
稀なケースは、HIV-1にも該当する部分もあるのですか?
来週で10週になりますが、今のタイミングで検査しても、まだ早いですか?
やはりあと2週間ちょっと耐えるべきですか?
仮に抗体生成が遅かったとして、完全ではなかったとしても少しでも何かしらの疑いがあれば検査は反応するものでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありません。
教えていただけると助かります。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちはメルマガ登録ありがとうございます。
コンドームを使用した場合でも不安に感じておられるのですね。
コンドームを最初の挿入から最後まで使用して破損脱落がなければHIVの感染はないと考えてまず間違いはありません。
質問に対して医学的な観点からお答えします。
HIV-1とHIV-2について
HIV-1は世界的に最も広く流行しているウイルスで、日本で報告されるHIV感染症のほとんどがHIV-1によるものです。
HIV-2は主に西アフリカの一部地域で流行しているウイルスです。日本ではごく稀にしか報告されません。
ご質問にある「稀なケース」は、HIV-2や、非常にまれなケースとして、抗体生成が非常に遅い特殊なケースを指すことがあります。
検査のタイミングと精度について
10週目の検査について: 抗原抗体検査は、多くのケースで感染から4週間でHIV-1の抗原のp24が陽性になりますが、HIV-1/-2の抗体はまず見つけることは出来ません。
より正確な結果を得るためには、日本性感染症学会のガイドラインでは、感染機会から**3ヶ月(約12週)**以降の検査が推奨されています。
これは、ごく稀に抗体ができるまでに時間がかかる人がいるためです。
10週目の検査はまだ早いか: 10週目での検査で陰性が出た場合、感染している可能性は非常に低いと考えられますが、完全に否定するためには、推奨されている12週以降での再検査が望ましいでしょう。
抗体生成が遅いケースについて
完全ではない抗体でも反応するか: 抗原抗体検査は、HIVの抗原(p24抗原)と、それに対する抗体(HIV抗体)の両方を検出する検査です。
感染初期には抗原が、その後抗体が検出されるようになります。
抗体生成が遅い場合でも、抗原が検出されるため、ほとんどの場合、検査は陽性となります。
抗体生成が非常に遅いごくまれなケースでも、抗原が検出されるため、偽陰性となる可能性は極めて低いと言えます。
しかしHIV-2の抗体は12週でないと検出できないことが多いです。
まとめ
50日目の抗原抗体検査で陰性であったことは、非常に心強い結果で、HIV-1の感染はなかったことになります。
心配されている「稀なケース」は、主にHIV-2や、ごく稀な抗体生成遅延のケースを指しますが、HIV-1であっても、万が一の可能性を考慮して12週目での再検査が推奨されています。
もしご不安な場合は、12週目を待って、再度検査を受けられることをお勧めします。
コンドームを使用した場合でも不安に感じておられるのですね。
コンドームを最初の挿入から最後まで使用して破損脱落がなければHIVの感染はないと考えてまず間違いはありません。
質問に対して医学的な観点からお答えします。
HIV-1とHIV-2について
HIV-1は世界的に最も広く流行しているウイルスで、日本で報告されるHIV感染症のほとんどがHIV-1によるものです。
HIV-2は主に西アフリカの一部地域で流行しているウイルスです。日本ではごく稀にしか報告されません。
ご質問にある「稀なケース」は、HIV-2や、非常にまれなケースとして、抗体生成が非常に遅い特殊なケースを指すことがあります。
検査のタイミングと精度について
10週目の検査について: 抗原抗体検査は、多くのケースで感染から4週間でHIV-1の抗原のp24が陽性になりますが、HIV-1/-2の抗体はまず見つけることは出来ません。
より正確な結果を得るためには、日本性感染症学会のガイドラインでは、感染機会から**3ヶ月(約12週)**以降の検査が推奨されています。
これは、ごく稀に抗体ができるまでに時間がかかる人がいるためです。
10週目の検査はまだ早いか: 10週目での検査で陰性が出た場合、感染している可能性は非常に低いと考えられますが、完全に否定するためには、推奨されている12週以降での再検査が望ましいでしょう。
抗体生成が遅いケースについて
完全ではない抗体でも反応するか: 抗原抗体検査は、HIVの抗原(p24抗原)と、それに対する抗体(HIV抗体)の両方を検出する検査です。
感染初期には抗原が、その後抗体が検出されるようになります。
抗体生成が遅い場合でも、抗原が検出されるため、ほとんどの場合、検査は陽性となります。
抗体生成が非常に遅いごくまれなケースでも、抗原が検出されるため、偽陰性となる可能性は極めて低いと言えます。
しかしHIV-2の抗体は12週でないと検出できないことが多いです。
まとめ
50日目の抗原抗体検査で陰性であったことは、非常に心強い結果で、HIV-1の感染はなかったことになります。
心配されている「稀なケース」は、主にHIV-2や、ごく稀な抗体生成遅延のケースを指しますが、HIV-1であっても、万が一の可能性を考慮して12週目での再検査が推奨されています。
もしご不安な場合は、12週目を待って、再度検査を受けられることをお勧めします。
やま
回答ありがとうございます。
抗体生成が遅くても抗原で反応して陽性になるから、HIV-1については大丈夫だとわかり少し安心しました。
HIV-1、2ともに抗体は10週目でも見つけることができないのですね…
まだ少し気にはなりますが、あと2週間ちょっと耐えて12週経過を待って確認の検査を受けてこようと思います。
コンドームを使用しても不安だったのは、取り外しの際や拭き取りの際に相手の膣分泌液がついたりしていたらと思った部分がありました。
ある機関の相談電話窓口で聞いた際に間接接触での感染はありえないと言い切る人や可能性があるとバラバラの回答で不安になりました。
途中で破損や脱落があれば気がつくと思うのでそれはないと思います。
HIV-1、2ともに、挿入時ではなく、取り外しの際などに少量の膣分泌液が亀頭や尿道の粘膜についた程度で感染が起きてしまうものでしょうか?
恥ずかしながら、仮性包茎で普段は亀頭は皮が被っています。
包茎だと感染確率が高いというのをネットで、さっき見たので気になってしまいました。
あとで見つけてしまって一度に聞かずで申し訳ありません。
抗体生成が遅くても抗原で反応して陽性になるから、HIV-1については大丈夫だとわかり少し安心しました。
HIV-1、2ともに抗体は10週目でも見つけることができないのですね…
まだ少し気にはなりますが、あと2週間ちょっと耐えて12週経過を待って確認の検査を受けてこようと思います。
コンドームを使用しても不安だったのは、取り外しの際や拭き取りの際に相手の膣分泌液がついたりしていたらと思った部分がありました。
ある機関の相談電話窓口で聞いた際に間接接触での感染はありえないと言い切る人や可能性があるとバラバラの回答で不安になりました。
途中で破損や脱落があれば気がつくと思うのでそれはないと思います。
HIV-1、2ともに、挿入時ではなく、取り外しの際などに少量の膣分泌液が亀頭や尿道の粘膜についた程度で感染が起きてしまうものでしょうか?
恥ずかしながら、仮性包茎で普段は亀頭は皮が被っています。
包茎だと感染確率が高いというのをネットで、さっき見たので気になってしまいました。
あとで見つけてしまって一度に聞かずで申し訳ありません。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
抗原検査の結果に少し安心されたとのことなによりです。
不安な気持ちを抱えながら過ごすのは大変なことですよね。
ご質問にある、コンドーム使用後の間接的な接触や亀頭の露出に関する疑問について、医学的な観点からお答えします。
◎膣分泌液による感染リスクについて
コンドームを正しく使用していた場合、取り外しの際や拭き取りの際に少量の膣分泌液が亀頭や尿道の粘膜に付着したとしても、それでHIVに感染する可能性は極めて低いと考えられます。
HIV感染は、HIVの量が十分にある体液(精液、膣分泌液、血液など)が、粘膜の小さな傷や性器の粘膜、あるいは注射器などを通じて直接体内に入ることで成立します。
取り外しや拭き取りの際に付着する分泌液の量はごくわずかであり、さらに空気中でのウイルスはすぐに不活化してしまうため、感染のリスクはほとんどありません。
間接的な接触での感染は考えなくても大丈夫です。
◎包茎とHIV感染リスクについて
一般的に、包茎の場合、そうでない人と比べてHIV感染のリスクがわずかに高いとされていますがこれは、包皮の内側が擦れたり、小さな傷ができやすかったりすることが原因と考えられています。
しかし、これは主にコンドームをつけずに性行為を行った場合のリスクです。
今回はコンドームを正しく使用していたとのことですので、このリスクは大幅に低減されています。
包茎であること自体が、今回の状況での感染リスクを著しく高めるものではありませんので、心配しなくても大丈夫です。
◎12週目の検査について
10週目で陰性であっても、ごく稀なケースを考慮して12週目での検査が推奨されるのは、確実な結果を得るためです。
不安な気持ちを完全に解消するためにも、あともう少しだけ頑張って、12週目での検査を受けるのが良いでしょう。
その結果が陰性であれば、今回の件に関するHIV感染については、まず心配しなくて良いと考えて大丈夫です。
不安な気持ちを抱えながら過ごすのは大変なことですよね。
ご質問にある、コンドーム使用後の間接的な接触や亀頭の露出に関する疑問について、医学的な観点からお答えします。
◎膣分泌液による感染リスクについて
コンドームを正しく使用していた場合、取り外しの際や拭き取りの際に少量の膣分泌液が亀頭や尿道の粘膜に付着したとしても、それでHIVに感染する可能性は極めて低いと考えられます。
HIV感染は、HIVの量が十分にある体液(精液、膣分泌液、血液など)が、粘膜の小さな傷や性器の粘膜、あるいは注射器などを通じて直接体内に入ることで成立します。
取り外しや拭き取りの際に付着する分泌液の量はごくわずかであり、さらに空気中でのウイルスはすぐに不活化してしまうため、感染のリスクはほとんどありません。
間接的な接触での感染は考えなくても大丈夫です。
◎包茎とHIV感染リスクについて
一般的に、包茎の場合、そうでない人と比べてHIV感染のリスクがわずかに高いとされていますがこれは、包皮の内側が擦れたり、小さな傷ができやすかったりすることが原因と考えられています。
しかし、これは主にコンドームをつけずに性行為を行った場合のリスクです。
今回はコンドームを正しく使用していたとのことですので、このリスクは大幅に低減されています。
包茎であること自体が、今回の状況での感染リスクを著しく高めるものではありませんので、心配しなくても大丈夫です。
◎12週目の検査について
10週目で陰性であっても、ごく稀なケースを考慮して12週目での検査が推奨されるのは、確実な結果を得るためです。
不安な気持ちを完全に解消するためにも、あともう少しだけ頑張って、12週目での検査を受けるのが良いでしょう。
その結果が陰性であれば、今回の件に関するHIV感染については、まず心配しなくて良いと考えて大丈夫です。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
現在服用されているイリボー(一般名:ラモセトロン)、ロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)、レバミピド、フィナステリドは、HIV検査に影響を与え、偽陽性になったり、検査結果を不正確にしたりすることはありません。
なぜなら服用されている薬は、これらのHIV特異的な物質(抗原、抗体)とは構造的に異なるため、検査試薬と反応することはありません。したがって、検査結果に影響を与えることはなく、偽陽性になることもありません。
偽陽性の原因
HIV検査で偽陽性になることは非常に稀ですが、もし偽陽性が出るとすれば、以下のような要因が考えられます。
自己免疫疾患:リウマチなどの自己免疫疾患では、体内の抗体が非特異的に反応し、偽陽性となることがあります。
妊娠:妊娠中の女性も、体内のホルモンバランスの変化や特定の抗体の非特異的な反応により、稀に偽陽性となることがあります。
検査前の注意点
特別な指示がない限り、検査前に薬の服用を中止する必要はありません。
なぜなら服用されている薬は、これらのHIV特異的な物質(抗原、抗体)とは構造的に異なるため、検査試薬と反応することはありません。したがって、検査結果に影響を与えることはなく、偽陽性になることもありません。
偽陽性の原因
HIV検査で偽陽性になることは非常に稀ですが、もし偽陽性が出るとすれば、以下のような要因が考えられます。
自己免疫疾患:リウマチなどの自己免疫疾患では、体内の抗体が非特異的に反応し、偽陽性となることがあります。
妊娠:妊娠中の女性も、体内のホルモンバランスの変化や特定の抗体の非特異的な反応により、稀に偽陽性となることがあります。
検査前の注意点
特別な指示がない限り、検査前に薬の服用を中止する必要はありません。
やま
おはようございます。
一昨日の検査の際に、医療センターの担当の方に聞いたら、このタイミング(約10週目)であれば、医学時の事ではっきり大丈夫と言えないけど、よっぽど大丈夫ですよ。このタイミングであれば再来週検査してもたぶん同じ結果ですよ。と言われ、気になって市の相談窓口にも確認したら、3ヶ月より少し早いですがあなたは大丈夫です。と言われました。
これは、先生から教えていただいたHIV-1は大丈夫と言う意味だけでしょうか?
HIV-2の抗体については、3ヶ月前には検出はされることはないのでしょうか?
HIV-1、HIV-2ともに10週目で仮に抗体検査だけだとしたら、引っかかってこないものですか?
10週目と12週目の14日間では差はかなりの大きな差があるのですか?
ちょっと安心していましたが、二晩たったらすごく気になり余計に不安が増大してしまいました。
いろいろと聞いてしまって申し訳ありません。
教えていただけると助かります。
一昨日の検査の際に、医療センターの担当の方に聞いたら、このタイミング(約10週目)であれば、医学時の事ではっきり大丈夫と言えないけど、よっぽど大丈夫ですよ。このタイミングであれば再来週検査してもたぶん同じ結果ですよ。と言われ、気になって市の相談窓口にも確認したら、3ヶ月より少し早いですがあなたは大丈夫です。と言われました。
これは、先生から教えていただいたHIV-1は大丈夫と言う意味だけでしょうか?
HIV-2の抗体については、3ヶ月前には検出はされることはないのでしょうか?
HIV-1、HIV-2ともに10週目で仮に抗体検査だけだとしたら、引っかかってこないものですか?
10週目と12週目の14日間では差はかなりの大きな差があるのですか?
ちょっと安心していましたが、二晩たったらすごく気になり余計に不安が増大してしまいました。
いろいろと聞いてしまって申し訳ありません。
教えていただけると助かります。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
一昨日の検査結果について、担当の方や市の相談窓口の方から「大丈夫」と言われ、少し安心できたものの、時間が経つにつれてかえって不安が大きくなってしまったのですね。お気持ちお察しします。
ご質問いただいた内容について、医学的な観点から詳しく解説します。
◎10週目の検査結果と「大丈夫」の意味
検査担当者が「大丈夫」と伝えたのは、おそらくHIV-1とHIV-2の両方について「現時点では感染している可能性は非常に低い」という意味でしょう。
現在、日本の多くの医療機関で実施されているHIV検査は、HIV-1とHIV-2の両方を同時に調べる「HIV-1/2抗原抗体同時検査」です。
これは、HIV-1のp24抗原と、HIV-1/-2抗体の両方を検出する非常に精度の高い検査です。
この検査では、通常、感染から4~6週間でHIV-1の感染があればHIV-1のp24抗原を検出し陽性になる感度の良い検査ですが、不安な行為から10週も経過すると血液中のp24抗原は消失しているかその量が少なくなり感染していても陰性(偽陰性反応)となってしまいます。
ので、血液の鉄人はこの時期の検査結果は、大丈夫と言えないと思っています
ではなぜ「よっぽど大丈夫」という表現になるのか
医師や医療従事者は、100%の確実性を保証することはできません。
これは、ごく稀に、免疫機能に特殊な問題がある人や、感染直後に特定の薬を服用していた人など、例外的なケースが存在するためです。
しかし、一般的な健康状態の人であれば、10週というタイミングは医学的に十分信頼できる期間であり、担当の方はそのことを踏まえて「よっぽど大丈夫ですよ」と説明されたのだと考えられますが、この時期陰性であっても感染は否定出来ない指摘する専門家がいることも事実です。
HIV-2の抗体検出は血液の鉄人の経験上、不安な行為から10週では検出されにくいと考えていますので、血液の鉄人はHIV-1/2の両方の抗体は12週で受けるべきと申し上げています。
感染から10週目というタイミングであれば、もしHIV-2に感染していたとしても、抗体は既に検出される可能性はあるという説とないという説に分かれますので、どちらを支持するかはご自身の判断に委ねられます。
医学的な見地からすると、10週目と12週目(3ヶ月)では、結果の信頼性に大きな差はありませんという専門家もいれば差があるという専門家もいます。
抗体検査単独の場合、ウインドウ期は通常**3ヶ月(12週)**とされています。
感染の有無判断をする場合は可能な限り見逃しを避けることが大切ですから、血液の鉄人は12週という説を昔から支持しています。
10週目の検査は、もはやウインドウ期を大幅に超えており、12週目の検査結果と信頼性はほぼ同等であるという考え方は血液の鉄人は支持できません。
不安になるお気持ちはとてもよく理解できますが、現在の検査技術は非常に進歩しており、10週目の検査結果は非常に信頼性が高いと考えられていますが、万全を期す意味からも血液の鉄人は12週を提唱しています。
改めて12週のタイミングで再検査を受けて見ることをおすすめします。
その再検査は、あなたの安心のため、そして今後二度と不安に苛まれないための最後の念押しとなります。
ご自身の心の健康を一番に考えて、行動してみてくださいね。
ご質問いただいた内容について、医学的な観点から詳しく解説します。
◎10週目の検査結果と「大丈夫」の意味
検査担当者が「大丈夫」と伝えたのは、おそらくHIV-1とHIV-2の両方について「現時点では感染している可能性は非常に低い」という意味でしょう。
現在、日本の多くの医療機関で実施されているHIV検査は、HIV-1とHIV-2の両方を同時に調べる「HIV-1/2抗原抗体同時検査」です。
これは、HIV-1のp24抗原と、HIV-1/-2抗体の両方を検出する非常に精度の高い検査です。
この検査では、通常、感染から4~6週間でHIV-1の感染があればHIV-1のp24抗原を検出し陽性になる感度の良い検査ですが、不安な行為から10週も経過すると血液中のp24抗原は消失しているかその量が少なくなり感染していても陰性(偽陰性反応)となってしまいます。
ので、血液の鉄人はこの時期の検査結果は、大丈夫と言えないと思っています
ではなぜ「よっぽど大丈夫」という表現になるのか
医師や医療従事者は、100%の確実性を保証することはできません。
これは、ごく稀に、免疫機能に特殊な問題がある人や、感染直後に特定の薬を服用していた人など、例外的なケースが存在するためです。
しかし、一般的な健康状態の人であれば、10週というタイミングは医学的に十分信頼できる期間であり、担当の方はそのことを踏まえて「よっぽど大丈夫ですよ」と説明されたのだと考えられますが、この時期陰性であっても感染は否定出来ない指摘する専門家がいることも事実です。
HIV-2の抗体検出は血液の鉄人の経験上、不安な行為から10週では検出されにくいと考えていますので、血液の鉄人はHIV-1/2の両方の抗体は12週で受けるべきと申し上げています。
感染から10週目というタイミングであれば、もしHIV-2に感染していたとしても、抗体は既に検出される可能性はあるという説とないという説に分かれますので、どちらを支持するかはご自身の判断に委ねられます。
医学的な見地からすると、10週目と12週目(3ヶ月)では、結果の信頼性に大きな差はありませんという専門家もいれば差があるという専門家もいます。
抗体検査単独の場合、ウインドウ期は通常**3ヶ月(12週)**とされています。
感染の有無判断をする場合は可能な限り見逃しを避けることが大切ですから、血液の鉄人は12週という説を昔から支持しています。
10週目の検査は、もはやウインドウ期を大幅に超えており、12週目の検査結果と信頼性はほぼ同等であるという考え方は血液の鉄人は支持できません。
不安になるお気持ちはとてもよく理解できますが、現在の検査技術は非常に進歩しており、10週目の検査結果は非常に信頼性が高いと考えられていますが、万全を期す意味からも血液の鉄人は12週を提唱しています。
改めて12週のタイミングで再検査を受けて見ることをおすすめします。
その再検査は、あなたの安心のため、そして今後二度と不安に苛まれないための最後の念押しとなります。
ご自身の心の健康を一番に考えて、行動してみてくださいね。
先生こんにちは。先日行った行為で不安になったので相談させてください。
メルマガは登録済でIDは[0000271982]です。
私は先日、アプリで知り合った方と軽い行為を行いました。その中で唇が触れる程度の軽いキスを数回したのですがこの行為で梅毒に感染するリスクはありますでしょうか?
唇が接触するくらいで相手の唾液や粘膜部分にも一瞬触れるか触れないかくらいだったと思うのですが2日後に口内炎のような炎症が口の中にでき始めたのでもしかして?と不安になってきました。
メルマガは登録済でIDは[0000271982]です。
私は先日、アプリで知り合った方と軽い行為を行いました。その中で唇が触れる程度の軽いキスを数回したのですがこの行為で梅毒に感染するリスクはありますでしょうか?
唇が接触するくらいで相手の唾液や粘膜部分にも一瞬触れるか触れないかくらいだったと思うのですが2日後に口内炎のような炎症が口の中にでき始めたのでもしかして?と不安になってきました。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
ご相談いただきありがとうございます。
またメルマガもご登録いただき感謝いたします。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が主に粘膜や皮膚の傷口から体内に入って感染します。
一般的には、感染者の「しこり」や「潰瘍(できるもの)」などの病変部位に直接触れることでうつります。
軽いキス(唇が触れる程度)で感染するリスクは、基本的に非常に低いと考えられます。
ただし、相手の口や唇に梅毒のしこりや潰瘍があった場合、そこに直接接触した場合は、理論的には感染の可能性があります。
しかし、通常は見た目に異常がなければ、キスだけで梅毒に感染することはまれです。
2日後にできた口内炎のようなものについてですが、
梅毒に感染した場合、初期症状(硬いしこりや潰瘍)ができるまでは通常3週間ほどかかりますので、これは梅毒トレポネーマ感染によるものではありません。
口内炎はストレスや体調不良、軽い外傷でもできることが多く、今回の症状は梅毒とは関係ない可能性が高いです。
以上をまとめますと、
唇が軽く触れる程度のキスで梅毒に感染するリスクは、低めです。
2日後の口内炎は、梅毒によるものではないと考えられます。
ただし、今後心配な症状(長めしこり、潰瘍、発疹など)が出た場合は、念のため医療機関にご相談ください。
不安が続くようなら、数週間後に梅毒の検査を受けることでより安心できると思います。
どうぞご自身を大切ず、健康管理に気をつけてお過ごしください。
またご不安なことがございましたら、いつでもご相談ください。
またメルマガもご登録いただき感謝いたします。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が主に粘膜や皮膚の傷口から体内に入って感染します。
一般的には、感染者の「しこり」や「潰瘍(できるもの)」などの病変部位に直接触れることでうつります。
軽いキス(唇が触れる程度)で感染するリスクは、基本的に非常に低いと考えられます。
ただし、相手の口や唇に梅毒のしこりや潰瘍があった場合、そこに直接接触した場合は、理論的には感染の可能性があります。
しかし、通常は見た目に異常がなければ、キスだけで梅毒に感染することはまれです。
2日後にできた口内炎のようなものについてですが、
梅毒に感染した場合、初期症状(硬いしこりや潰瘍)ができるまでは通常3週間ほどかかりますので、これは梅毒トレポネーマ感染によるものではありません。
口内炎はストレスや体調不良、軽い外傷でもできることが多く、今回の症状は梅毒とは関係ない可能性が高いです。
以上をまとめますと、
唇が軽く触れる程度のキスで梅毒に感染するリスクは、低めです。
2日後の口内炎は、梅毒によるものではないと考えられます。
ただし、今後心配な症状(長めしこり、潰瘍、発疹など)が出た場合は、念のため医療機関にご相談ください。
不安が続くようなら、数週間後に梅毒の検査を受けることでより安心できると思います。
どうぞご自身を大切ず、健康管理に気をつけてお過ごしください。
またご不安なことがございましたら、いつでもご相談ください。
たく
先日相談にのってもらいましたがまた不安になってきた事があるのですみませんがもう一度相談してもよろしいでしょうか?
アプリで知りあった方との軽い行為の中でキスの他にも手コキをされたのですがこの行為で梅毒に感染するリスクはありますか?
詳しく確認してはいないのですが相手の手に傷や病変部分は無かったと思うのですが2週間後くらいから亀頭部分の裏側の付け根あたりが少し腫れてるように見えて、もしかして初期状態なのでは、とまた不安になってきてしまいました。
触った感じだと特にしこりのような硬さは無いのですが少し張ってるように見えなくもないので、まだ2週間目なので今後しこりになるのでは?と思うようになってしまいます。
先生、すみませんがよろしくお願いします。
アプリで知りあった方との軽い行為の中でキスの他にも手コキをされたのですがこの行為で梅毒に感染するリスクはありますか?
詳しく確認してはいないのですが相手の手に傷や病変部分は無かったと思うのですが2週間後くらいから亀頭部分の裏側の付け根あたりが少し腫れてるように見えて、もしかして初期状態なのでは、とまた不安になってきてしまいました。
触った感じだと特にしこりのような硬さは無いのですが少し張ってるように見えなくもないので、まだ2週間目なので今後しこりになるのでは?と思うようになってしまいます。
先生、すみませんがよろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは。
手コキによる梅毒感染のリスクは非常に低いです。
梅毒は、梅毒トレポネーマによって引き起こされる性感染症で、梅毒トレポネーマは、キスや性行為など、皮膚や粘膜の病変部分に直接接触することで感染します。
手コキで感染する可能性は、相手の手に感染源となる梅毒の病変(硬性下疳など)があり、それがあなたの亀頭部分の小さな傷や粘膜に直接触れた場合に限られます。
しかし、通常、梅毒の病変は気づきやすいことが多く、また健康な皮膚から感染することはまずありません。
症状の医学的考察
ご相談の症状である亀頭の裏側の付け根の「少し腫れ」は、必ずしも梅毒の初期症状である**硬性下疳(こうせいげかん)**とは限りません。
硬性下疳は通常、以下のような特徴を持ちます。
痛みがない:通常、痛みや痒みはありません。
硬いしこり:触ると硬く、軟骨のように感じられます。
潰瘍:中心部分がただれて、潰瘍になっていることがあります。
ご自身で「特にしこりのような硬さはない」と感じていることから、梅毒の硬性下疳である可能性は低いと考えられます。
また、梅毒の初期症状は感染後約3週間で出現することが多く2週間後から症状が出始めたとのことですが、この時期は他の要因による皮膚の炎症や、軽微な擦過傷などが原因である可能性も考慮すべきです。
もし不安が続くようであれば、皮膚科を受診して医師に相談することをお勧めします。
梅毒の検査は血液検査で行われ、診断も比較的容易で皮膚科医の診察を受けることで、正確な診断と適切な対応を知ることができます。
安易な自己判断は、不要な不安を増大させる原因となります。
手コキによる梅毒感染のリスクは非常に低いです。
梅毒は、梅毒トレポネーマによって引き起こされる性感染症で、梅毒トレポネーマは、キスや性行為など、皮膚や粘膜の病変部分に直接接触することで感染します。
手コキで感染する可能性は、相手の手に感染源となる梅毒の病変(硬性下疳など)があり、それがあなたの亀頭部分の小さな傷や粘膜に直接触れた場合に限られます。
しかし、通常、梅毒の病変は気づきやすいことが多く、また健康な皮膚から感染することはまずありません。
症状の医学的考察
ご相談の症状である亀頭の裏側の付け根の「少し腫れ」は、必ずしも梅毒の初期症状である**硬性下疳(こうせいげかん)**とは限りません。
硬性下疳は通常、以下のような特徴を持ちます。
痛みがない:通常、痛みや痒みはありません。
硬いしこり:触ると硬く、軟骨のように感じられます。
潰瘍:中心部分がただれて、潰瘍になっていることがあります。
ご自身で「特にしこりのような硬さはない」と感じていることから、梅毒の硬性下疳である可能性は低いと考えられます。
また、梅毒の初期症状は感染後約3週間で出現することが多く2週間後から症状が出始めたとのことですが、この時期は他の要因による皮膚の炎症や、軽微な擦過傷などが原因である可能性も考慮すべきです。
もし不安が続くようであれば、皮膚科を受診して医師に相談することをお勧めします。
梅毒の検査は血液検査で行われ、診断も比較的容易で皮膚科医の診察を受けることで、正確な診断と適切な対応を知ることができます。
安易な自己判断は、不要な不安を増大させる原因となります。
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0000271982
最終6/29
歯医者に行ったのですが、治療の始めの段階で、歯科医師が手袋をしない状態で、口の周りをさわられたかもしれません
他の患者の血液がつき、hivになったらと心配になりました
可能性はないでしょうか
0000271982
最終6/29
歯医者に行ったのですが、治療の始めの段階で、歯科医師が手袋をしない状態で、口の周りをさわられたかもしれません
他の患者の血液がつき、hivになったらと心配になりました
可能性はないでしょうか
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
銭湯で他人の便を踏んでしまった場合、HIVに感染する可能性は医学的にありません。
その理由について詳しく説明します。
1. HIVの感染経路
HIVは主に以下の3つの経路で感染することはご存知でしょう。
性行為: 感染者との性行為
血液感染: 感染者の血液が付着した注射器の共用、輸血、医療事故など
母子感染: 感染している母親から胎児や新生児への感染
2. HIVの性質
HIVは空気や水、一般的な接触では感染しません。
HIVは、ヒトの体外ではすぐに感染力を失ってしまいます。
3. 便とHIVの関係
便にはごく微量のHIVが含まれることがありますが、その量は感染を引き起こすには不十分です。
仮に足に傷があったとしても、便を介してHIVが感染したという報告は医学的にありません。
したがって、銭湯で便を踏んでしまったという状況は、上記の感染経路のいずれにも当てはまらないため、HIV感染の危険性はないと言えます。
その理由について詳しく説明します。
1. HIVの感染経路
HIVは主に以下の3つの経路で感染することはご存知でしょう。
性行為: 感染者との性行為
血液感染: 感染者の血液が付着した注射器の共用、輸血、医療事故など
母子感染: 感染している母親から胎児や新生児への感染
2. HIVの性質
HIVは空気や水、一般的な接触では感染しません。
HIVは、ヒトの体外ではすぐに感染力を失ってしまいます。
3. 便とHIVの関係
便にはごく微量のHIVが含まれることがありますが、その量は感染を引き起こすには不十分です。
仮に足に傷があったとしても、便を介してHIVが感染したという報告は医学的にありません。
したがって、銭湯で便を踏んでしまったという状況は、上記の感染経路のいずれにも当てはまらないため、HIV感染の危険性はないと言えます。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
その通りです。
唾液や尿に微量のHIVが含まれていても感染しないのは、感染を引き起こすのに必要なHIVの量が非常に少ないためです。
◎感染しない理由
唾液、尿、汗、涙などの体液には、HIVが含まれていることはありますが、その量は感染が成立するのに必要な量に満たないため、通常感染しません。これは、HIVが体外に出るとすぐに感染力を失うという性質も一因です。
◎ウイルス量の違い
唾液や尿に含まれるHIVのウイルス量は、血液、精液、膣分泌液、母乳などと比較して圧倒的に少ないです。
◎感染経路となる体液: 血液、精液、膣分泌液、母乳
感染経路とならない体液: 唾液、尿、涙、汗
HIVは主に、粘膜や傷のある皮膚を通して感染します。感染源となるのは、HIV量が多い上記4つの体液であり、日常的な接触で感染することはありません。
唾液や尿に微量のHIVが含まれていても感染しないのは、感染を引き起こすのに必要なHIVの量が非常に少ないためです。
◎感染しない理由
唾液、尿、汗、涙などの体液には、HIVが含まれていることはありますが、その量は感染が成立するのに必要な量に満たないため、通常感染しません。これは、HIVが体外に出るとすぐに感染力を失うという性質も一因です。
◎ウイルス量の違い
唾液や尿に含まれるHIVのウイルス量は、血液、精液、膣分泌液、母乳などと比較して圧倒的に少ないです。
◎感染経路となる体液: 血液、精液、膣分泌液、母乳
感染経路とならない体液: 唾液、尿、涙、汗
HIVは主に、粘膜や傷のある皮膚を通して感染します。感染源となるのは、HIV量が多い上記4つの体液であり、日常的な接触で感染することはありません。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは。
ご質問の状況から、HIV感染の可能性はまずありませんので安心していただいて大丈夫です。
1. 鼻血の混じった鼻水からのHIV感染リスクについて
HIVは非常に弱いウイルスで、空気や水に触れると感染力を失います。
感染源となるのは、主に以下の3つの経路に限られています。
性的接触による感染:最も多い感染経路です。
血液を介しての感染:輸血や注射器の共有など。
母子感染:母親から赤ちゃんへの感染。
唾液、汗、涙、尿、そしてご質問の「鼻水」には、HIVが含まれていたとしても、感染させるほどのHIVの量は含まれていません。
また、鼻血が混じっていたとしても、それが体外に出て空気に触れた時点で、HIVの感染力は急速に失われます。
「乾いていない、どろっとした状態」であっても、それがたとえ感染者の体液であったとしても、健康な皮膚に触れただけで感染することはありません。
HIVは、性器や肛門、口の粘膜、あるいは深い傷口から直接体内に入り込まなければ感染しないのです。
2. その物質が血液かそうでないか判別する方法について
残念ながら、肉眼で「どろっとしたものが血液かそうでないか」を判別することは困難です。見た目が似ているだけかもしれませんし、ご質問の通り鼻血が混じった鼻水である可能性も否定できません。
しかし、前述の通り、仮にそれが血液を含んでいたとしても、屋外の机の上で空気に触れている状態では、HIVの感染力は失われていると判断できます。
まとめ
ご質問の状況でHIVに感染する可能性は、医学的に考えてゼロに等しいと言えます。過剰な心配は不要です。公民館の机は不特定多数の人が使用する場所ですので、衛生面を気にされるのであれば、ティッシュなどで拭き取ってから使用されるのが良いでしょう。
ご質問の状況から、HIV感染の可能性はまずありませんので安心していただいて大丈夫です。
1. 鼻血の混じった鼻水からのHIV感染リスクについて
HIVは非常に弱いウイルスで、空気や水に触れると感染力を失います。
感染源となるのは、主に以下の3つの経路に限られています。
性的接触による感染:最も多い感染経路です。
血液を介しての感染:輸血や注射器の共有など。
母子感染:母親から赤ちゃんへの感染。
唾液、汗、涙、尿、そしてご質問の「鼻水」には、HIVが含まれていたとしても、感染させるほどのHIVの量は含まれていません。
また、鼻血が混じっていたとしても、それが体外に出て空気に触れた時点で、HIVの感染力は急速に失われます。
「乾いていない、どろっとした状態」であっても、それがたとえ感染者の体液であったとしても、健康な皮膚に触れただけで感染することはありません。
HIVは、性器や肛門、口の粘膜、あるいは深い傷口から直接体内に入り込まなければ感染しないのです。
2. その物質が血液かそうでないか判別する方法について
残念ながら、肉眼で「どろっとしたものが血液かそうでないか」を判別することは困難です。見た目が似ているだけかもしれませんし、ご質問の通り鼻血が混じった鼻水である可能性も否定できません。
しかし、前述の通り、仮にそれが血液を含んでいたとしても、屋外の机の上で空気に触れている状態では、HIVの感染力は失われていると判断できます。
まとめ
ご質問の状況でHIVに感染する可能性は、医学的に考えてゼロに等しいと言えます。過剰な心配は不要です。公民館の机は不特定多数の人が使用する場所ですので、衛生面を気にされるのであれば、ティッシュなどで拭き取ってから使用されるのが良いでしょう。
『新医学と切手の極意』の『医事速報』に『厚生労働省が開催した厚生科学審議会感染症部会で、「エイズ予防指針」と「性感染症予防指針」の改正案が了承される』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/iji/iji.html
https://voxsangman.com/iji/iji.html
『新医学と切手の極意』の『FAQ(よくある質問)』に『誤解を解く!「HIVは日常生活でうつる?」・「HIVって、普通の生活でもうつるの?」専門家がわかりやすく解説します。』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/faq/nfaq21.html
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おはようございます。
メルマガ登録させていただきました。
ホームページ拝見して勉強になりましたが、不安で質問させていただきます。
6月19日にソープで遊んでしまいました。
事後に確認したのですが、相手は6月初め頃に39℃超えと下痢が1週間あったと店の日記に書いており、7月9日突然から消えたので、HIVだったのではないかと不安になりました。
当日の行為ですが、フェラから挿入と最後までコンドームを使っていました。
外れたりしたら、気づいたり、当日から不安になると思うので、それはないと思いますが、時間が経つにつれて、それすら不安で心配になってます。
終了後に、コンドームを外した時に使用したティッシュでそのまま、尿道付近に残って精子を拭き取られました。
膣分泌液が付いたのではないかと不安です。
この行為はHIVの感染リスクはあるのでしょうか?
また、4週間後の7月17日にHIVの抗原抗体検査(即日検査)、スクリーンニング検査、CLEIA法と、梅毒検査を受けてともに陰性でしたが、検査は早すぎたのでしょうか?
受けてきたのに、ネットを見たりすると結果も信じれなくなり、不安が余計に増えた気がします。
7月9日に相手が消えて、不安状態になってから、完全にノイローゼ状態になり、ネットでいろいろと調べてしまい、更に不安になり、悪循環を繰り返してたところ、このサイトを見つけ、少し落ち着き、質問させていただきました。
今のところ、体重が4キロ減ってしまい、食べても戻りません…
発熱等は全くありません。
お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いします。
メルマガ登録させていただきました。
ホームページ拝見して勉強になりましたが、不安で質問させていただきます。
6月19日にソープで遊んでしまいました。
事後に確認したのですが、相手は6月初め頃に39℃超えと下痢が1週間あったと店の日記に書いており、7月9日突然から消えたので、HIVだったのではないかと不安になりました。
当日の行為ですが、フェラから挿入と最後までコンドームを使っていました。
外れたりしたら、気づいたり、当日から不安になると思うので、それはないと思いますが、時間が経つにつれて、それすら不安で心配になってます。
終了後に、コンドームを外した時に使用したティッシュでそのまま、尿道付近に残って精子を拭き取られました。
膣分泌液が付いたのではないかと不安です。
この行為はHIVの感染リスクはあるのでしょうか?
また、4週間後の7月17日にHIVの抗原抗体検査(即日検査)、スクリーンニング検査、CLEIA法と、梅毒検査を受けてともに陰性でしたが、検査は早すぎたのでしょうか?
受けてきたのに、ネットを見たりすると結果も信じれなくなり、不安が余計に増えた気がします。
7月9日に相手が消えて、不安状態になってから、完全にノイローゼ状態になり、ネットでいろいろと調べてしまい、更に不安になり、悪循環を繰り返してたところ、このサイトを見つけ、少し落ち着き、質問させていただきました。
今のところ、体重が4キロ減ってしまい、食べても戻りません…
発熱等は全くありません。
お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは、メルマガ登録ありがとうございます。
今回の行為はコンドームを使用していますからHIVの感染リスクは考えられません。
行為から4週間後のHIVの抗原抗体検査(即日検査)が、陰性であればHIV-1の感染は否定できています。
HIV-2は現時点では日本国内にないので感染のリスクはない科が得られますが、感染に否定して不安をなくすには行為から12週でHIV抗体検査を受けて陰性を確認されることです。
梅毒検査は、TP検査ですから受けるのが2週ほど早すぎますので、行為から6週以降に再度検査を受けることをおすすめします。
理由としては現在梅毒が大流行しているからです。
風俗の女性が消えること(店を変えることが多い)はよくありますので、さほど気にすることはありません。
HIVに関してはコンドームを使用していますから感染のリスクはまずないのとと、抗原抗体検査が陰性であるのでHIV-1の感染は否定できています。
HIV-2に関しては日本ではないことと、仮にあったとしても感染力は非常に弱く、一回の性行為では感染しませんし、コンドームを使用しているので感染はないと考えられます。
今回の行為はコンドームを使用していますからHIVの感染リスクは考えられません。
行為から4週間後のHIVの抗原抗体検査(即日検査)が、陰性であればHIV-1の感染は否定できています。
HIV-2は現時点では日本国内にないので感染のリスクはない科が得られますが、感染に否定して不安をなくすには行為から12週でHIV抗体検査を受けて陰性を確認されることです。
梅毒検査は、TP検査ですから受けるのが2週ほど早すぎますので、行為から6週以降に再度検査を受けることをおすすめします。
理由としては現在梅毒が大流行しているからです。
風俗の女性が消えること(店を変えることが多い)はよくありますので、さほど気にすることはありません。
HIVに関してはコンドームを使用していますから感染のリスクはまずないのとと、抗原抗体検査が陰性であるのでHIV-1の感染は否定できています。
HIV-2に関しては日本ではないことと、仮にあったとしても感染力は非常に弱く、一回の性行為では感染しませんし、コンドームを使用しているので感染はないと考えられます。
さと
もう少しだけお伺いしたいのですが、その不安行為の際に、コンドームを使用していましたが、7月初めに尿道や睾丸と肛門辺りが少しムズムズして、かかりつけの内科を受診しましたが、菌の検査ができず、一般尿検査だけして、尿道は問題ないから、念のため、レボフロキサシンを1週間飲んでおこうと言われて、飲んだら症状がなくなりました。
14日に泌尿器科でクラミジア、淋菌の尿検査をしたら共に陰性でしたが、何が原因かわからず、余計にあの時のコンドームが、しっかりできていなかったのではないかと不安です。外れたりすればその場で気づくと思うので外れたりはしてないとは思いますが、つける際に唾液が入ったりするとHIVのリスクは0.05%とページ内で見ましたが、クラミジア等にかかる可能性は高いです?
また、レボフロキサシンを飲んでいたので、17日に受けた、HIV抗原抗体検査の結果には影響がありますか?
検査はページ内は30日後とありましたが、4週間ぴったり(28日)だと誤差の範囲にでHIV1は否定でひとまず安心しても大丈夫でしょうか?
度々申し訳ありません。
14日に泌尿器科でクラミジア、淋菌の尿検査をしたら共に陰性でしたが、何が原因かわからず、余計にあの時のコンドームが、しっかりできていなかったのではないかと不安です。外れたりすればその場で気づくと思うので外れたりはしてないとは思いますが、つける際に唾液が入ったりするとHIVのリスクは0.05%とページ内で見ましたが、クラミジア等にかかる可能性は高いです?
また、レボフロキサシンを飲んでいたので、17日に受けた、HIV抗原抗体検査の結果には影響がありますか?
検査はページ内は30日後とありましたが、4週間ぴったり(28日)だと誤差の範囲にでHIV1は否定でひとまず安心しても大丈夫でしょうか?
度々申し訳ありません。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
おはようございます。
レボフロキサシンを1週間飲んで症状がなくなったのは細菌が原因だったのか、人に何もなく時期的に治ったのかはわかりません。
このような薬の飲み方は尿器科では行いません。
最初から泌尿器科に行くべきでしたねぇ。
コンドームの不備が原因でなったとしても、HIV検査が陰性ですからHIV-1の感染は否定できています。
レボフロキサシンを飲んでいたので、17日に受けた、HIV抗原抗体検査の結果には影響はありません。
レボフロキサシンはHIVには効き目がありませんので。
検査を受けた時期が気になり、信用できないのであれば再度受け直されれば良いことです。
レボフロキサシンを1週間飲んで症状がなくなったのは細菌が原因だったのか、人に何もなく時期的に治ったのかはわかりません。
このような薬の飲み方は尿器科では行いません。
最初から泌尿器科に行くべきでしたねぇ。
コンドームの不備が原因でなったとしても、HIV検査が陰性ですからHIV-1の感染は否定できています。
レボフロキサシンを飲んでいたので、17日に受けた、HIV抗原抗体検査の結果には影響はありません。
レボフロキサシンはHIVには効き目がありませんので。
検査を受けた時期が気になり、信用できないのであれば再度受け直されれば良いことです。
さと
おはようございます。
何度もすみません。
先日、53日目で同じ抗原抗体検査の即日検査を受けてきて、HIV、梅毒ともに陰性でした。
Q&Aなどを見させていただき、気になったので、ご質問ですが、今回は28日目で受けてHIV-1の否定された確認というか安心のために受けたのですが、抗原抗体検査は50日以降は抗原が検出されなくなってしまい、偽陰性になってしまうのですか?
確認のために受けた今回の53日目は検査のタイミングとしてどうなのかと思ってしまいました。
一度確認で、2カ月後に受けよと思いましたがまだ都合で少し早くなってしまいました…
いろいろ見ると2カ月、3カ月とあるのは、60日、90日後なのか、8週後、12週後なのか、これは誤差の範囲でどちらという決まりみたいなのはあるのでしょうか?
ご教授いただけると助かります。
よろしくお願いします。
何度もすみません。
先日、53日目で同じ抗原抗体検査の即日検査を受けてきて、HIV、梅毒ともに陰性でした。
Q&Aなどを見させていただき、気になったので、ご質問ですが、今回は28日目で受けてHIV-1の否定された確認というか安心のために受けたのですが、抗原抗体検査は50日以降は抗原が検出されなくなってしまい、偽陰性になってしまうのですか?
確認のために受けた今回の53日目は検査のタイミングとしてどうなのかと思ってしまいました。
一度確認で、2カ月後に受けよと思いましたがまだ都合で少し早くなってしまいました…
いろいろ見ると2カ月、3カ月とあるのは、60日、90日後なのか、8週後、12週後なのか、これは誤差の範囲でどちらという決まりみたいなのはあるのでしょうか?
ご教授いただけると助かります。
よろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは。
HIV抗原抗体検査について
HIV抗原抗体検査は、HIV-1とHIV-2の両方に対応するスクリーニング検査です。この検査では、p24抗原とHIV抗体(HIV-1抗体とHIV-2抗体)の両方を同時に検出します。
p24抗原と抗体の検出時期
p24抗原は、HIV感染後約2週間から検出可能となり、その後、抗体が上昇するにつれて徐々に減少します。感染初期の診断に非常に有用です。
抗体は、感染後約3週間から検出されるようになり、その後、感染が継続する限り検出され続けます。
ご心配されている「50日以降は抗原が検出されなくなる」という点ですが、これは正しくありません。抗体検査の感度・特異度は非常に高く、多くの検査機関では感染機会から4週間(28日)以降の検査で、ほぼ正確な判定が可能とされています。そのため、28日目と53日目の検査で陰性だったということは、非常に信頼性が高い結果であると考えられます。
検査のタイミングについて
検査のタイミングとして、感染機会から3ヶ月(12週)以降に再度検査を受けることで、さらに確実な結果が得られるとされています。これは、抗体産生に時間がかかるごく稀なケースを考慮したもので、より安全な「確認」のために推奨されています。
「2ヶ月、3ヶ月」と「8週、12週」のどちらかというご質問ですが、これはおおむね同義と考えて差し支えありません。厳密な日数ではなく、その期間を目安として捉えることが一般的です。
結論として、今回の53日目の検査で陰性だったことは、非常に信頼性の高い結果です。ご心配であれば、念のため、感染機会から3ヶ月(12週)以降に再度確認の検査を受けられることをおすすめします。
HIV抗原抗体検査について
HIV抗原抗体検査は、HIV-1とHIV-2の両方に対応するスクリーニング検査です。この検査では、p24抗原とHIV抗体(HIV-1抗体とHIV-2抗体)の両方を同時に検出します。
p24抗原と抗体の検出時期
p24抗原は、HIV感染後約2週間から検出可能となり、その後、抗体が上昇するにつれて徐々に減少します。感染初期の診断に非常に有用です。
抗体は、感染後約3週間から検出されるようになり、その後、感染が継続する限り検出され続けます。
ご心配されている「50日以降は抗原が検出されなくなる」という点ですが、これは正しくありません。抗体検査の感度・特異度は非常に高く、多くの検査機関では感染機会から4週間(28日)以降の検査で、ほぼ正確な判定が可能とされています。そのため、28日目と53日目の検査で陰性だったということは、非常に信頼性が高い結果であると考えられます。
検査のタイミングについて
検査のタイミングとして、感染機会から3ヶ月(12週)以降に再度検査を受けることで、さらに確実な結果が得られるとされています。これは、抗体産生に時間がかかるごく稀なケースを考慮したもので、より安全な「確認」のために推奨されています。
「2ヶ月、3ヶ月」と「8週、12週」のどちらかというご質問ですが、これはおおむね同義と考えて差し支えありません。厳密な日数ではなく、その期間を目安として捉えることが一般的です。
結論として、今回の53日目の検査で陰性だったことは、非常に信頼性の高い結果です。ご心配であれば、念のため、感染機会から3ヶ月(12週)以降に再度確認の検査を受けられることをおすすめします。
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