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『新医学と切手の極意』の『梅毒アラカルト』に『59.梅毒検査における生物学的偽陽性(BFP:Biological False Positive)について徹底的に解説』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/sys/sys59.html
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自分は、些細な行動でもすぐにhivと関連付けて考えてしまいます。
電車の吊り革やシート、満員電車の人混みの
中でチクッとすると感染者の注射針でさされたかもとか、目にゴミが入れば血液かもとか
考えるとキリないのですが、昔から社会貢献がしたくて献血をしていますが、仮に自分がもしHIVに感染していたら絶対に、連絡がくるものなのでしょうか?勿論、性交渉は、不特定多数とは一切しておりません。
献血が一つの社会貢献なのですが、とても
気になってます。
連絡が来るという情報もあればないという
情報もありますので。
よろしくお願いいたします。
電車の吊り革やシート、満員電車の人混みの
中でチクッとすると感染者の注射針でさされたかもとか、目にゴミが入れば血液かもとか
考えるとキリないのですが、昔から社会貢献がしたくて献血をしていますが、仮に自分がもしHIVに感染していたら絶対に、連絡がくるものなのでしょうか?勿論、性交渉は、不特定多数とは一切しておりません。
献血が一つの社会貢献なのですが、とても
気になってます。
連絡が来るという情報もあればないという
情報もありますので。
よろしくお願いいたします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
まず、献血とは関係なく、電車内などでの日常的な接触によるHIV感染の可能性について、最新の知見を基にご説明します。
1-1. 日常生活における感染リスクは「極めて低い」まずないと言ってもいいでしょう。
ご心配されているような、電車の吊り革、シート、満員電車での「チクッと」した行為、目に入ったゴミなどによるHIV感染リスクは、医学的・疫学的に見て「無視できるほど低い」、あるいは**「皆無に近い」**と断言できます。
HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外ではすぐに感染力を失います。
感染源となるのは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳など、体内の特定の体液です。
ご存知のようにHIVの主要な感染経路は、性的接触、血液を介した感染(注射器の共用など)、母子感染の3つです。
たとえ使用済みの注射針が放置されていたとしても、HIVが体外に排出されてから時間が経過していれば、感染力は失われています。
満員電車などでの皮膚を介した接触や、目に入ったものが血液である可能性、そしてそれが感染を引き起こす可能性は、科学的に見て極めて低いと言えます。
結論として、不特定多数との性交渉がない場合、日常の環境でHIVに感染する可能性は、疫学的にも心配する必要はありません。
実際感染したという報告はありません。
2. 献血におけるHIV検査と結果通知について
次に、献血をされている方にとって最も気になる、HIV検査の結果通知に関する情報について、日本赤十字社の体制を基に分析します。
2-1. HIV検査の目的と原則
日本赤十字社が献血血液に対して行うHIV検査の最大の目的は、「輸血を受ける患者さんの安全を守る」ことです。
検査の実施: 献血されたすべての血液に対し、HIV-1、HIV-2に対する抗体検査や、より早期の感染を検出できる**核酸増幅検査(NAT)**など、厳格な検査が行われています。
結果通知の原則: 日本赤十字社は、HIV検査目的の献血を誘発することを防ぐため、「HIV検査の結果は通知しない」ことを公式の原則としています。
これは、検査目的で献血する人が増えると、**感染初期(ウインドウ・ピリオド)**にある血液が増え、輸血用血液の安全性が損なわれるリスクがあるためです。
2-2. 陽性(異常)が判明した場合の対応
原則として通知はされませんが、献血者の善意に答える意味で陽性の場合個人宛に通知すべきという畏敬があります。
献血者への連絡・対応(重要なポイント):
日本赤十字社は、感染が判明した場合、献血者本人の健康管理や、他人への感染拡大防止という公衆衛生上の観点から、個別に対応している事例が多々あることが公的に示されています。
これは、血液センターの所長などの判断により、献血者に連絡を取り、検査結果の説明と専門医療機関への受診を強く勧めるという形で行われることが一般的です。
つまり、「絶対に連絡が来ない」ということはなく感染が強く疑われる結果が出た場合は、献血者に連絡が来て、医療機関を紹介される可能性が非常に高いです。
2-3. 他の感染症の通知について
ちなみに、HIV以外の感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HTLV-1など)については、献血申込時に希望された方のみ、異常が認められた場合に通知されるサービスがあります。
まとめ
ご自身の献血への思いは、社会にとって非常に尊いものです。
不安の解消と献血を継続するためにも、以下の2点を改めてご理解ください。
1.日常の接触でのHIV感染リスクは皆無に等しく不安に囚われる必要はありません。
2.献血でHIV感染が判明した場合、原則通知されないものの、実際には個別に連絡が来て、医療機関への紹介が行われる可能性が非常に高いです。
献血は素晴らしい社会貢献で、輸血を必要とする人のための行為ですから、検査も目的ですべきではありません。
献血とは別にHIV感染について心配な点がある場合は、保健所などで無料・匿名で受けられる検査がありますのでそれを受けることです。
1-1. 日常生活における感染リスクは「極めて低い」まずないと言ってもいいでしょう。
ご心配されているような、電車の吊り革、シート、満員電車での「チクッと」した行為、目に入ったゴミなどによるHIV感染リスクは、医学的・疫学的に見て「無視できるほど低い」、あるいは**「皆無に近い」**と断言できます。
HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外ではすぐに感染力を失います。
感染源となるのは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳など、体内の特定の体液です。
ご存知のようにHIVの主要な感染経路は、性的接触、血液を介した感染(注射器の共用など)、母子感染の3つです。
たとえ使用済みの注射針が放置されていたとしても、HIVが体外に排出されてから時間が経過していれば、感染力は失われています。
満員電車などでの皮膚を介した接触や、目に入ったものが血液である可能性、そしてそれが感染を引き起こす可能性は、科学的に見て極めて低いと言えます。
結論として、不特定多数との性交渉がない場合、日常の環境でHIVに感染する可能性は、疫学的にも心配する必要はありません。
実際感染したという報告はありません。
2. 献血におけるHIV検査と結果通知について
次に、献血をされている方にとって最も気になる、HIV検査の結果通知に関する情報について、日本赤十字社の体制を基に分析します。
2-1. HIV検査の目的と原則
日本赤十字社が献血血液に対して行うHIV検査の最大の目的は、「輸血を受ける患者さんの安全を守る」ことです。
検査の実施: 献血されたすべての血液に対し、HIV-1、HIV-2に対する抗体検査や、より早期の感染を検出できる**核酸増幅検査(NAT)**など、厳格な検査が行われています。
結果通知の原則: 日本赤十字社は、HIV検査目的の献血を誘発することを防ぐため、「HIV検査の結果は通知しない」ことを公式の原則としています。
これは、検査目的で献血する人が増えると、**感染初期(ウインドウ・ピリオド)**にある血液が増え、輸血用血液の安全性が損なわれるリスクがあるためです。
2-2. 陽性(異常)が判明した場合の対応
原則として通知はされませんが、献血者の善意に答える意味で陽性の場合個人宛に通知すべきという畏敬があります。
献血者への連絡・対応(重要なポイント):
日本赤十字社は、感染が判明した場合、献血者本人の健康管理や、他人への感染拡大防止という公衆衛生上の観点から、個別に対応している事例が多々あることが公的に示されています。
これは、血液センターの所長などの判断により、献血者に連絡を取り、検査結果の説明と専門医療機関への受診を強く勧めるという形で行われることが一般的です。
つまり、「絶対に連絡が来ない」ということはなく感染が強く疑われる結果が出た場合は、献血者に連絡が来て、医療機関を紹介される可能性が非常に高いです。
2-3. 他の感染症の通知について
ちなみに、HIV以外の感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HTLV-1など)については、献血申込時に希望された方のみ、異常が認められた場合に通知されるサービスがあります。
まとめ
ご自身の献血への思いは、社会にとって非常に尊いものです。
不安の解消と献血を継続するためにも、以下の2点を改めてご理解ください。
1.日常の接触でのHIV感染リスクは皆無に等しく不安に囚われる必要はありません。
2.献血でHIV感染が判明した場合、原則通知されないものの、実際には個別に連絡が来て、医療機関への紹介が行われる可能性が非常に高いです。
献血は素晴らしい社会貢献で、輸血を必要とする人のための行為ですから、検査も目的ですべきではありません。
献血とは別にHIV感染について心配な点がある場合は、保健所などで無料・匿名で受けられる検査がありますのでそれを受けることです。
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ラブホテルの清掃をしているのですが、
床が濡れているので素手でそのまま触れて
ネトネトしていて匂いを嗅いだら精液でした。手には仕事であかぎれで小さい傷がいくつもあり、出血している箇所も多々あります。この精液がHIV感染者のものとした場合、自分の傷口から入ってHIVに感染する可能性は
ありますでしょうか?
手袋をしていなかったことを後悔しております。よろしくお願いします。
ラブホテルの清掃をしているのですが、
床が濡れているので素手でそのまま触れて
ネトネトしていて匂いを嗅いだら精液でした。手には仕事であかぎれで小さい傷がいくつもあり、出血している箇所も多々あります。この精液がHIV感染者のものとした場合、自分の傷口から入ってHIVに感染する可能性は
ありますでしょうか?
手袋をしていなかったことを後悔しております。よろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんばんはメルマガ登録ありがとうございます。録
結論から申し上げと、床に付着していた精液を手にあるあかぎれや小さな傷から触れただけでHIVに感染する可能性は、極めて低い(ないと言っても良い)と考えられます。
◎医学的分析と理由
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は感染力自体が弱いウイルスであり、特定の条件が揃わない限り、外部環境下で感染することはほとんどありません。
HIVは、体外に出ると極めて脆弱ですぐに感染力を失いますので、精液が床に付着してから清掃するまでの間に、HIVはすでに死滅、または大きくかんせんりを喪失している可能性が非常に高いです。
HIVの主要な感染経路は、性行為、血液の共有(注射器など)、母子感染の3つであり、体液が外部環境を介して皮膚の傷から侵入し感染する事例は、医学的に見てほとんど報告されていません。
感染の可能性があるのは、理論上、大量のHIVが非常に深い傷口や**粘膜(目、口など)**に、新鮮な状態で触れ続けた場合です。
今回のように仕事によるあかぎれや小さな出血のある傷は、通常、感染が成立するほどの深さや大きさではありませんので清掃現場で精液が新鮮な状態である可能性も低いです。
さらに精液が床に付着し清掃作業で濡れた床に広がっていた場合、HIV濃度は大幅に希釈されており、感染に必要なHIV量を満たさないと考えられることからも感染は起こり得ません。
一般的に、医療従事者などがHIV感染者の新鮮な血液で汚染された太い注射針を誤って深く刺してしまった場合など、特定の条件下で感染リスクが発生しますが今回のケースはこれには該当しません。
また多量の精液や血液が傷口につき続け場合にも該当しません。
まとめ
ご心配は理解できますが、今回の状況でHIVに感染するリスクは、無視できるほど低いと判断されます。
現実このようなことからのHIVの感染報告は一切ありません。
今後は、感染症予防と皮膚の保護のためにも、清掃の際は必ず防水性の手袋を着用することを徹底してください。
手袋をしていなかったことを後悔するよりも、今後予防策を講じることが重要です。
結論から申し上げと、床に付着していた精液を手にあるあかぎれや小さな傷から触れただけでHIVに感染する可能性は、極めて低い(ないと言っても良い)と考えられます。
◎医学的分析と理由
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は感染力自体が弱いウイルスであり、特定の条件が揃わない限り、外部環境下で感染することはほとんどありません。
HIVは、体外に出ると極めて脆弱ですぐに感染力を失いますので、精液が床に付着してから清掃するまでの間に、HIVはすでに死滅、または大きくかんせんりを喪失している可能性が非常に高いです。
HIVの主要な感染経路は、性行為、血液の共有(注射器など)、母子感染の3つであり、体液が外部環境を介して皮膚の傷から侵入し感染する事例は、医学的に見てほとんど報告されていません。
感染の可能性があるのは、理論上、大量のHIVが非常に深い傷口や**粘膜(目、口など)**に、新鮮な状態で触れ続けた場合です。
今回のように仕事によるあかぎれや小さな出血のある傷は、通常、感染が成立するほどの深さや大きさではありませんので清掃現場で精液が新鮮な状態である可能性も低いです。
さらに精液が床に付着し清掃作業で濡れた床に広がっていた場合、HIV濃度は大幅に希釈されており、感染に必要なHIV量を満たさないと考えられることからも感染は起こり得ません。
一般的に、医療従事者などがHIV感染者の新鮮な血液で汚染された太い注射針を誤って深く刺してしまった場合など、特定の条件下で感染リスクが発生しますが今回のケースはこれには該当しません。
また多量の精液や血液が傷口につき続け場合にも該当しません。
まとめ
ご心配は理解できますが、今回の状況でHIVに感染するリスクは、無視できるほど低いと判断されます。
現実このようなことからのHIVの感染報告は一切ありません。
今後は、感染症予防と皮膚の保護のためにも、清掃の際は必ず防水性の手袋を着用することを徹底してください。
手袋をしていなかったことを後悔するよりも、今後予防策を講じることが重要です。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
結論として、精液が温かかった(体の外に出た直後)としても、あかぎれや小さな出血のある傷からHIVに感染する可能性は、やはり極めて低いと判断されます。
お客様の退室後すぐの清掃で、精液が温かい状態であった場合、確かにHIVが不活化するまでの時間は短くなりますが、それでも感染リスクは非常に低いです。
あかぎれや小さな擦り傷があるとはいえ、皮膚は外部からの病原体の侵入を防ぐ、非常に強固な防御壁(バリア)として機能しています。
HIVは粘膜(性器、肛門、口など)の非常に薄く、脆弱な細胞層から侵入することが主であり、皮膚の小さな傷からの感染は現実的ではありません。
更にHIV感染が成立するためには、大量のHIVが体内に侵入し、感染を成立させられるだけの十分な数の免疫細胞に到達する必要があります。
床に付着し、清掃道具や水などで薄まっている可能性のある精液に含まれるHIVが、手にできた小さな傷から侵入し、体内で生存・増殖を始めるという一連のプロセスが成立する可能性は、現実的にはほぼゼロです。
仮にこの経路で容易に感染が起こるなら、病院や清掃の現場で、医療従事者や清掃員の間で頻繁に感染事例が多発しているはずですが、そのような事例は報告されていません。
現在の状況でHIV感染を過度に恐れる必要はありません。
今後の感染予防の徹底:
今後は、床や体液に触れる可能性のある作業では、防水性の手袋を必ず着用してください。これはHIVだけでなく、B型・C型肝炎ウイルスやその他の病原体(ノロウイルスなど)からも身を守るために重要です。
あかぎれや傷口がある場合は、作業前に絆創膏などで保護することも大切です。
結論として、今回の状況でのHIV感染リスクは極めて低く(血液の鉄人の長年の経験からして感染のリスクはまずゼロに近い)、ご心配いただく必要はないと考えられます。
どうぞご安心ください。
お客様の退室後すぐの清掃で、精液が温かい状態であった場合、確かにHIVが不活化するまでの時間は短くなりますが、それでも感染リスクは非常に低いです。
あかぎれや小さな擦り傷があるとはいえ、皮膚は外部からの病原体の侵入を防ぐ、非常に強固な防御壁(バリア)として機能しています。
HIVは粘膜(性器、肛門、口など)の非常に薄く、脆弱な細胞層から侵入することが主であり、皮膚の小さな傷からの感染は現実的ではありません。
更にHIV感染が成立するためには、大量のHIVが体内に侵入し、感染を成立させられるだけの十分な数の免疫細胞に到達する必要があります。
床に付着し、清掃道具や水などで薄まっている可能性のある精液に含まれるHIVが、手にできた小さな傷から侵入し、体内で生存・増殖を始めるという一連のプロセスが成立する可能性は、現実的にはほぼゼロです。
仮にこの経路で容易に感染が起こるなら、病院や清掃の現場で、医療従事者や清掃員の間で頻繁に感染事例が多発しているはずですが、そのような事例は報告されていません。
現在の状況でHIV感染を過度に恐れる必要はありません。
今後の感染予防の徹底:
今後は、床や体液に触れる可能性のある作業では、防水性の手袋を必ず着用してください。これはHIVだけでなく、B型・C型肝炎ウイルスやその他の病原体(ノロウイルスなど)からも身を守るために重要です。
あかぎれや傷口がある場合は、作業前に絆創膏などで保護することも大切です。
結論として、今回の状況でのHIV感染リスクは極めて低く(血液の鉄人の長年の経験からして感染のリスクはまずゼロに近い)、ご心配いただく必要はないと考えられます。
どうぞご安心ください。
『新医学と切手の極意』の『c梅毒アラカルト』に『58.梅毒の「治っているのに検査が陽性」という、少し複雑な状態であるセロファスト(Serofast)とは』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/sys/sys58.html
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今日、飲食店でお水を飲んだ時に血の味が
しました。
もしかすると店の方が下げるのを忘れて前のお客さんの水を飲んだのかと考えるととても
心配です。仮に前のお客さんがHIVに感染していて唇から出血していてコップにHIVの血液が付着して自分がそのコップで水を飲んだら感染の可能性は、ありますでしょうか?
確かに血のような味がしたのでとても気になっております。
よろしくお願いします。
今日、飲食店でお水を飲んだ時に血の味が
しました。
もしかすると店の方が下げるのを忘れて前のお客さんの水を飲んだのかと考えるととても
心配です。仮に前のお客さんがHIVに感染していて唇から出血していてコップにHIVの血液が付着して自分がそのコップで水を飲んだら感染の可能性は、ありますでしょうか?
確かに血のような味がしたのでとても気になっております。
よろしくお願いします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちは。
🍽️ 飲食店でのコップを介したHIV感染リスクについて
結論から申し上げますと、ご質問の状況でHIVに感染する可能性は、医学的に見て極めてゼロに近く、心配する必要はほとんどありません。
以下に、その理由を解説します。
1. HIVの感染経路と生存能力
HIVは非常に弱いウイルスであり、空気中や水中で生き続けることはできませんし、感染が成立するには、以下の特定の経路と高いウイルス量が必要です。
性行為: 性的接触による粘膜の直接的な接触。
血液感染: 輸血、医療事故、麻薬注射の回し打ちなどによる血液の直接的な移動。
母子感染: 妊娠中、分娩時、または母乳による感染。
❌ コップを介した感染が成立しない理由
体外での急速な不活化: HIVは、人体(血液や体液)から離れ、空気や水に触れると急速に感染力を失います。
HIV量の希釈: たとえコップに少量の血液が付着していたとしても、水やお茶を注ぐことでHIVが極度に希釈され、感染が成立するために必要なHIV量が確保できなくなります。
消化器からの感染の難しさ: 仮に微量のHIVを飲み込んだとしても、HIVは胃酸や消化酵素によって不活化され、消化管の細胞から体内に侵入して感染を起こすことは非常に困難です。
2. 「血の味」について
血の味がしたとのことですが、これは必ずしも他人の血液によるものではなく、ご自身の口内からの出血である可能性も考慮されます。
いずれにしても、他人の血液が付着したコップを介してHIVに感染する医学的なリスクは無視できるレベルであるため、過度なご心配は不要です。
血液の鉄人
🍽️ 飲食店でのコップを介したHIV感染リスクについて
結論から申し上げますと、ご質問の状況でHIVに感染する可能性は、医学的に見て極めてゼロに近く、心配する必要はほとんどありません。
以下に、その理由を解説します。
1. HIVの感染経路と生存能力
HIVは非常に弱いウイルスであり、空気中や水中で生き続けることはできませんし、感染が成立するには、以下の特定の経路と高いウイルス量が必要です。
性行為: 性的接触による粘膜の直接的な接触。
血液感染: 輸血、医療事故、麻薬注射の回し打ちなどによる血液の直接的な移動。
母子感染: 妊娠中、分娩時、または母乳による感染。
❌ コップを介した感染が成立しない理由
体外での急速な不活化: HIVは、人体(血液や体液)から離れ、空気や水に触れると急速に感染力を失います。
HIV量の希釈: たとえコップに少量の血液が付着していたとしても、水やお茶を注ぐことでHIVが極度に希釈され、感染が成立するために必要なHIV量が確保できなくなります。
消化器からの感染の難しさ: 仮に微量のHIVを飲み込んだとしても、HIVは胃酸や消化酵素によって不活化され、消化管の細胞から体内に侵入して感染を起こすことは非常に困難です。
2. 「血の味」について
血の味がしたとのことですが、これは必ずしも他人の血液によるものではなく、ご自身の口内からの出血である可能性も考慮されます。
いずれにしても、他人の血液が付着したコップを介してHIVに感染する医学的なリスクは無視できるレベルであるため、過度なご心配は不要です。
血液の鉄人
『新医学と切手の極意』の『coronavirus a la carte』に『31.【最新変異株】声が出なくなる「ストラタス」とは?「カミソリ喉ニンバス」との違いと取るべき対策』を新規掲載しましたので是非ともご覧ください。
https://voxsangman.com/corona/corona31.html
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