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自分は、些細な行動でもすぐにhivと関連付けて考えてしまいます。
電車の吊り革やシート、満員電車の人混みの
中でチクッとすると感染者の注射針でさされたかもとか、目にゴミが入れば血液かもとか
考えるとキリないのですが、昔から社会貢献がしたくて献血をしていますが、仮に自分がもしHIVに感染していたら絶対に、連絡がくるものなのでしょうか?勿論、性交渉は、不特定多数とは一切しておりません。
献血が一つの社会貢献なのですが、とても
気になってます。
連絡が来るという情報もあればないという
情報もありますので。
よろしくお願いいたします。
電車の吊り革やシート、満員電車の人混みの
中でチクッとすると感染者の注射針でさされたかもとか、目にゴミが入れば血液かもとか
考えるとキリないのですが、昔から社会貢献がしたくて献血をしていますが、仮に自分がもしHIVに感染していたら絶対に、連絡がくるものなのでしょうか?勿論、性交渉は、不特定多数とは一切しておりません。
献血が一つの社会貢献なのですが、とても
気になってます。
連絡が来るという情報もあればないという
情報もありますので。
よろしくお願いいたします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
まず、献血とは関係なく、電車内などでの日常的な接触によるHIV感染の可能性について、最新の知見を基にご説明します。
1-1. 日常生活における感染リスクは「極めて低い」まずないと言ってもいいでしょう。
ご心配されているような、電車の吊り革、シート、満員電車での「チクッと」した行為、目に入ったゴミなどによるHIV感染リスクは、医学的・疫学的に見て「無視できるほど低い」、あるいは**「皆無に近い」**と断言できます。
HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外ではすぐに感染力を失います。
感染源となるのは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳など、体内の特定の体液です。
ご存知のようにHIVの主要な感染経路は、性的接触、血液を介した感染(注射器の共用など)、母子感染の3つです。
たとえ使用済みの注射針が放置されていたとしても、HIVが体外に排出されてから時間が経過していれば、感染力は失われています。
満員電車などでの皮膚を介した接触や、目に入ったものが血液である可能性、そしてそれが感染を引き起こす可能性は、科学的に見て極めて低いと言えます。
結論として、不特定多数との性交渉がない場合、日常の環境でHIVに感染する可能性は、疫学的にも心配する必要はありません。
実際感染したという報告はありません。
2. 献血におけるHIV検査と結果通知について
次に、献血をされている方にとって最も気になる、HIV検査の結果通知に関する情報について、日本赤十字社の体制を基に分析します。
2-1. HIV検査の目的と原則
日本赤十字社が献血血液に対して行うHIV検査の最大の目的は、「輸血を受ける患者さんの安全を守る」ことです。
検査の実施: 献血されたすべての血液に対し、HIV-1、HIV-2に対する抗体検査や、より早期の感染を検出できる**核酸増幅検査(NAT)**など、厳格な検査が行われています。
結果通知の原則: 日本赤十字社は、HIV検査目的の献血を誘発することを防ぐため、「HIV検査の結果は通知しない」ことを公式の原則としています。
これは、検査目的で献血する人が増えると、**感染初期(ウインドウ・ピリオド)**にある血液が増え、輸血用血液の安全性が損なわれるリスクがあるためです。
2-2. 陽性(異常)が判明した場合の対応
原則として通知はされませんが、献血者の善意に答える意味で陽性の場合個人宛に通知すべきという畏敬があります。
献血者への連絡・対応(重要なポイント):
日本赤十字社は、感染が判明した場合、献血者本人の健康管理や、他人への感染拡大防止という公衆衛生上の観点から、個別に対応している事例が多々あることが公的に示されています。
これは、血液センターの所長などの判断により、献血者に連絡を取り、検査結果の説明と専門医療機関への受診を強く勧めるという形で行われることが一般的です。
つまり、「絶対に連絡が来ない」ということはなく感染が強く疑われる結果が出た場合は、献血者に連絡が来て、医療機関を紹介される可能性が非常に高いです。
2-3. 他の感染症の通知について
ちなみに、HIV以外の感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HTLV-1など)については、献血申込時に希望された方のみ、異常が認められた場合に通知されるサービスがあります。
まとめ
ご自身の献血への思いは、社会にとって非常に尊いものです。
不安の解消と献血を継続するためにも、以下の2点を改めてご理解ください。
1.日常の接触でのHIV感染リスクは皆無に等しく不安に囚われる必要はありません。
2.献血でHIV感染が判明した場合、原則通知されないものの、実際には個別に連絡が来て、医療機関への紹介が行われる可能性が非常に高いです。
献血は素晴らしい社会貢献で、輸血を必要とする人のための行為ですから、検査も目的ですべきではありません。
献血とは別にHIV感染について心配な点がある場合は、保健所などで無料・匿名で受けられる検査がありますのでそれを受けることです。
1-1. 日常生活における感染リスクは「極めて低い」まずないと言ってもいいでしょう。
ご心配されているような、電車の吊り革、シート、満員電車での「チクッと」した行為、目に入ったゴミなどによるHIV感染リスクは、医学的・疫学的に見て「無視できるほど低い」、あるいは**「皆無に近い」**と断言できます。
HIVは非常に弱いウイルスで、空気中や体外ではすぐに感染力を失います。
感染源となるのは、主に血液、精液、膣分泌液、母乳など、体内の特定の体液です。
ご存知のようにHIVの主要な感染経路は、性的接触、血液を介した感染(注射器の共用など)、母子感染の3つです。
たとえ使用済みの注射針が放置されていたとしても、HIVが体外に排出されてから時間が経過していれば、感染力は失われています。
満員電車などでの皮膚を介した接触や、目に入ったものが血液である可能性、そしてそれが感染を引き起こす可能性は、科学的に見て極めて低いと言えます。
結論として、不特定多数との性交渉がない場合、日常の環境でHIVに感染する可能性は、疫学的にも心配する必要はありません。
実際感染したという報告はありません。
2. 献血におけるHIV検査と結果通知について
次に、献血をされている方にとって最も気になる、HIV検査の結果通知に関する情報について、日本赤十字社の体制を基に分析します。
2-1. HIV検査の目的と原則
日本赤十字社が献血血液に対して行うHIV検査の最大の目的は、「輸血を受ける患者さんの安全を守る」ことです。
検査の実施: 献血されたすべての血液に対し、HIV-1、HIV-2に対する抗体検査や、より早期の感染を検出できる**核酸増幅検査(NAT)**など、厳格な検査が行われています。
結果通知の原則: 日本赤十字社は、HIV検査目的の献血を誘発することを防ぐため、「HIV検査の結果は通知しない」ことを公式の原則としています。
これは、検査目的で献血する人が増えると、**感染初期(ウインドウ・ピリオド)**にある血液が増え、輸血用血液の安全性が損なわれるリスクがあるためです。
2-2. 陽性(異常)が判明した場合の対応
原則として通知はされませんが、献血者の善意に答える意味で陽性の場合個人宛に通知すべきという畏敬があります。
献血者への連絡・対応(重要なポイント):
日本赤十字社は、感染が判明した場合、献血者本人の健康管理や、他人への感染拡大防止という公衆衛生上の観点から、個別に対応している事例が多々あることが公的に示されています。
これは、血液センターの所長などの判断により、献血者に連絡を取り、検査結果の説明と専門医療機関への受診を強く勧めるという形で行われることが一般的です。
つまり、「絶対に連絡が来ない」ということはなく感染が強く疑われる結果が出た場合は、献血者に連絡が来て、医療機関を紹介される可能性が非常に高いです。
2-3. 他の感染症の通知について
ちなみに、HIV以外の感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HTLV-1など)については、献血申込時に希望された方のみ、異常が認められた場合に通知されるサービスがあります。
まとめ
ご自身の献血への思いは、社会にとって非常に尊いものです。
不安の解消と献血を継続するためにも、以下の2点を改めてご理解ください。
1.日常の接触でのHIV感染リスクは皆無に等しく不安に囚われる必要はありません。
2.献血でHIV感染が判明した場合、原則通知されないものの、実際には個別に連絡が来て、医療機関への紹介が行われる可能性が非常に高いです。
献血は素晴らしい社会貢献で、輸血を必要とする人のための行為ですから、検査も目的ですべきではありません。
献血とは別にHIV感染について心配な点がある場合は、保健所などで無料・匿名で受けられる検査がありますのでそれを受けることです。
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