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ご返答ありがとうございます。
①基本的に間接的な唾液とペニスの接触は性病の心配は限りなく低いという認識でよろしいですか。
②先生は間接的な唾液とペニスの接触で性病になった人を診た、聞いたことはありますか?
③検査をするなら心配解消目的という認識でよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
①基本的に間接的な唾液とペニスの接触は性病の心配は限りなく低いという認識でよろしいですか。
②先生は間接的な唾液とペニスの接触で性病になった人を診た、聞いたことはありますか?
③検査をするなら心配解消目的という認識でよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
こんにちはメルマガ購読ありがとうございます。
ご心配されている状況について、医学的な観点から端的に回答します。
🦠 性感染症(STD)の感染リスクについて
結論から申し上げますと、間接的な唾液の接触による一般的な性感染症(梅毒、HIV、淋菌、クラミジアなど)の感染リスクは極めて低いと考えられます。
性感染症の主な感染経路: 多くの性感染症は、性行為(腟性交、アナルセックス、オーラルセックス)などによる粘膜同士の直接接触や、傷口を介した血液・体液の直接交換が主な感染経路です。
唾液を介した感染: 性感染症の原因となる病原体(ウイルスや細菌)は、体の外や唾液中では生存力が低下しやすいものが多いです。また、感染に必要な病原体の量(感染量)が確保できないことがほとんどです。
HIV:唾液中のHIV量は少なくご記載のような間接的な接触で感染するリスクは、医学的には無視できる程度とされています。
梅毒:ディープキスをしなくて、単なる唾液との接触では感染は起こりません。
淋菌、クラミジア:これらは粘膜の細胞内で増殖する細菌であり、乾燥や外気に弱いため、間接的な接触で感染する可能性は非常に低いです。
ただし、ごくまれに感染する可能性のあるものとして、単純ヘルペスウイルス(HSV)などが挙げられ口唇ヘルペスの原因となるHSV-1は、唾液中に含まれることがあり、ごく微細な傷口などがあれば感染する可能性はゼロではありませんが、こちらも非常に低いリスクです。
🔬 推奨される性感染症検査
ご心配を完全に解消し、安心を得るためには、以下の検査を検討することが考えられます。リスクは低いとはいえ、接触があったという事実に基づき、一般的な性感染症の検査項目を幅広く受けることを推奨します。
梅毒トレポネーマ抗体(TPHA/RPR):接触から4週間以降 HIV抗原抗体検査:接触から4〜12週間以降
B型肝炎ウイルス(HBV):接触から60日〜6ヶ月以降
C型肝炎ウイルス(HCV):接触から8〜12週間以降
2. 部位特異的な検査(症状がない場合)
ご心配の状況から粘膜への直接的な接触はありませんが、念のため検討する場合は、
クラミジア:接触から24時間〜数日以降
淋菌:接触から24時間〜数日以降
マイコプラズマ・ウレアプラズマ:接触から数日〜2週間以降 尿検査(初尿)
📌 重要なポイント
検査のタイミング: ほとんどの性感染症の検査には、正確な結果を得るために**「潜伏期間」**を考慮した適切な時期があります。早すぎると「偽陰性」(実際は感染しているのに陰性)となる可能性があるため、上記の推奨時期を目安に受診してください。
受診先: 泌尿器科、性病科、または性感染症の検査を行っている内科クリニックにご相談ください。
なお梅毒検査は皮膚科が専門領域となります。
ご心配な気持ちは理解できますが、冷静に判断し、適切な時期に検査を受けられることをお勧めします。
ご心配されている状況について、医学的な観点から端的に回答します。
🦠 性感染症(STD)の感染リスクについて
結論から申し上げますと、間接的な唾液の接触による一般的な性感染症(梅毒、HIV、淋菌、クラミジアなど)の感染リスクは極めて低いと考えられます。
性感染症の主な感染経路: 多くの性感染症は、性行為(腟性交、アナルセックス、オーラルセックス)などによる粘膜同士の直接接触や、傷口を介した血液・体液の直接交換が主な感染経路です。
唾液を介した感染: 性感染症の原因となる病原体(ウイルスや細菌)は、体の外や唾液中では生存力が低下しやすいものが多いです。また、感染に必要な病原体の量(感染量)が確保できないことがほとんどです。
HIV:唾液中のHIV量は少なくご記載のような間接的な接触で感染するリスクは、医学的には無視できる程度とされています。
梅毒:ディープキスをしなくて、単なる唾液との接触では感染は起こりません。
淋菌、クラミジア:これらは粘膜の細胞内で増殖する細菌であり、乾燥や外気に弱いため、間接的な接触で感染する可能性は非常に低いです。
ただし、ごくまれに感染する可能性のあるものとして、単純ヘルペスウイルス(HSV)などが挙げられ口唇ヘルペスの原因となるHSV-1は、唾液中に含まれることがあり、ごく微細な傷口などがあれば感染する可能性はゼロではありませんが、こちらも非常に低いリスクです。
🔬 推奨される性感染症検査
ご心配を完全に解消し、安心を得るためには、以下の検査を検討することが考えられます。リスクは低いとはいえ、接触があったという事実に基づき、一般的な性感染症の検査項目を幅広く受けることを推奨します。
梅毒トレポネーマ抗体(TPHA/RPR):接触から4週間以降 HIV抗原抗体検査:接触から4〜12週間以降
B型肝炎ウイルス(HBV):接触から60日〜6ヶ月以降
C型肝炎ウイルス(HCV):接触から8〜12週間以降
2. 部位特異的な検査(症状がない場合)
ご心配の状況から粘膜への直接的な接触はありませんが、念のため検討する場合は、
クラミジア:接触から24時間〜数日以降
淋菌:接触から24時間〜数日以降
マイコプラズマ・ウレアプラズマ:接触から数日〜2週間以降 尿検査(初尿)
📌 重要なポイント
検査のタイミング: ほとんどの性感染症の検査には、正確な結果を得るために**「潜伏期間」**を考慮した適切な時期があります。早すぎると「偽陰性」(実際は感染しているのに陰性)となる可能性があるため、上記の推奨時期を目安に受診してください。
受診先: 泌尿器科、性病科、または性感染症の検査を行っている内科クリニックにご相談ください。
なお梅毒検査は皮膚科が専門領域となります。
ご心配な気持ちは理解できますが、冷静に判断し、適切な時期に検査を受けられることをお勧めします。
血液の鉄人(元エイズ学会会員・現日本輸血・細胞治療学会特別会員)
① 間接的な唾液とペニスの接触による性病感染リスクの認識について
はい、その認識で問題ありません。
医学的・疫学的に見て、唾液を介した間接的な接触(唾液がついた手や物がペニスに触れるなど)による主要な性感染症(梅毒、HIV、淋菌、クラミジアなど)の感染リスクは極めて低い(限りなくゼロに近い)と認識されています。
主要な性感染症の病原体は、多くの場合、体外に出たり、乾燥したり、希釈されたりすると、感染力を著しく失うためです。
② 間接的な唾液とペニスの接触で性病になった事例について
診察経験や医学的な報告として、その種の明確な感染事例は非常に稀であるか、ほとんどありません。
感染経路を特定する際、医師は患者様の接触歴を詳細に確認しますが、多くの性感染症の感染経路は粘膜同士の直接的な接触(性交、オーラルセックスなど)や血液感染によるものです。医学論文や公衆衛生上のデータにおいて、「唾液の間接接触のみ」で性感染症が成立したと断定できるケースは、一般的・定型的な感染経路としては扱われていません。
ただし、ごくまれに、口腔内に大量の病原体が存在し、かつ性器側に大きな傷やびらん(ただれ)があるなど、複数の悪条件が重なった場合は理論上の可能性は否定できません。しかし、これは極めて特殊な状況であり、統計的に有意なリスクとは見なされていません。
③ 検査の目的について
はい、その認識で間違いありません。。
ご質問の状況において検査を受ける主な目的は、医学的な必要性というよりは、精神的な不安(心配)を完全に解消するためのものとなります。
前述の通り、医学的なリスクは極めて低いですが、「万が一」という不安は残りますので、検査で陰性を確認することで、その不安を取り除く(安心を確保する)という点が、このケースにおける検査の最大の意義となります。
はい、その認識で問題ありません。
医学的・疫学的に見て、唾液を介した間接的な接触(唾液がついた手や物がペニスに触れるなど)による主要な性感染症(梅毒、HIV、淋菌、クラミジアなど)の感染リスクは極めて低い(限りなくゼロに近い)と認識されています。
主要な性感染症の病原体は、多くの場合、体外に出たり、乾燥したり、希釈されたりすると、感染力を著しく失うためです。
② 間接的な唾液とペニスの接触で性病になった事例について
診察経験や医学的な報告として、その種の明確な感染事例は非常に稀であるか、ほとんどありません。
感染経路を特定する際、医師は患者様の接触歴を詳細に確認しますが、多くの性感染症の感染経路は粘膜同士の直接的な接触(性交、オーラルセックスなど)や血液感染によるものです。医学論文や公衆衛生上のデータにおいて、「唾液の間接接触のみ」で性感染症が成立したと断定できるケースは、一般的・定型的な感染経路としては扱われていません。
ただし、ごくまれに、口腔内に大量の病原体が存在し、かつ性器側に大きな傷やびらん(ただれ)があるなど、複数の悪条件が重なった場合は理論上の可能性は否定できません。しかし、これは極めて特殊な状況であり、統計的に有意なリスクとは見なされていません。
③ 検査の目的について
はい、その認識で間違いありません。。
ご質問の状況において検査を受ける主な目的は、医学的な必要性というよりは、精神的な不安(心配)を完全に解消するためのものとなります。
前述の通り、医学的なリスクは極めて低いですが、「万が一」という不安は残りますので、検査で陰性を確認することで、その不安を取り除く(安心を確保する)という点が、このケースにおける検査の最大の意義となります。
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